みなさん、おはようございます。
元フットサル日本代表キャプテンの北原亘です。
いつもブログを読んで下さりありがとうございます。
このブログでは、
■スポーツ ■教育
という観点で自由気ままにブログを書いております。
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今回のテーマは【奇跡の島に行ってきた】です。
皆さんは奇跡の島と聞いて、どの島を思い浮かべますか?
ネットで【奇跡の島 世界】と検索すると様々な島の名前が出てきます。
バラス島←サンゴ礁のみで出来た西表島からすぐの奇跡の島

TUPAI←タヒチ・ボラボラ島の北16kmに位置するオープンハートの形をした奇跡の無人島

など様々な島がヒットします。
今回私が伺った奇跡の島は、【隠岐諸島(隠岐島)】です。
そうなんです。
島根県隠岐諸島もまた奇跡の島と言われているのです。

皆さんは隠岐諸島をご存じだったでしょうか?
隠岐諸島とは、島根半島の北、本土から隠岐海峡を隔てた北緯36度付近に位置しており、島後水道を境に島前(どうぜん)と島後(どうご)に分けられます。
島前は「島前三島」と呼ばれる知夫里島(知夫村)、中ノ島(海士町)、西ノ島(西ノ島町)から構成される群島であるのに対し、島後は島前三島から島後水道を隔てた島後(隠岐の島町)の一島から構成されます。
(Wikipedia調べ)
なぜ隠岐諸島が【奇跡の島】と言われるのか!!
それは、九州阿蘇などと共に世界ジオパークに認定され、まさに世界の偉大な歴史がそのまま詰まった宝箱の様な島だからです。
屋久島の様な島独特の自然が残っている隠岐の島・島後。
摩天崖・国賀海岸など圧倒的な大地を誇る西ノ島・島前。
離島の奇跡とまで言われる、人々が集う島、中ノ島(海士町)・島前。
地球のパノラマが感じられる知夫里島・島前。
訪れた人達は、この島々を評して、「奇跡の島」と言うそうです。
正直私は訪問する前は【隠岐諸島】の名前は聞いた事があっても、実際どんな場所であるのかは想像もつきませんでした。
GW中、隠岐諸島4島のうち、私は中ノ島(海士町)に足を運ぶ事となりました。
実は海士町へ伺うのは今回が2回目です。
何故私が【離島の奇跡】と呼ばれる海士町と出会ったのかを初めに話させて頂きます。
遡る事1年半前、私はフットサル選手を引退した後に社会勉強させて頂く為に、様々な方にお会いさせて頂いておりました。
その中で、大学サークル時代の先輩であるJICA(独立行政法人 国際協力機構)勤務 加納さんの元を訪れます。
心優しい加納先輩は様々な素敵な方を紹介して下さいました。
その1人がJICAから現在海士町役場に出向されている高田さんです。
高田さんは離島である海士町において、島の魅力をより多くの方(海外も含む)に発信するお仕事を現在担っております。
その高田さんとお会いさせて頂いた時に、私は初めて海士町の存在を知りました。
海士町の話を初めて聞いた時の衝撃を今でもハッキリ覚えています。
話を聞き終わった後に思った事。
それは、
【この奇跡の島に行ってみたい】
でした。
私が行ってみたいと感じた海士町の魅力を要約させて頂きます。
■ないものはない
【ないものはない】が海士町の一種の標語になっております。
実際海士町へ行ってみると分かるのですが、観光資源はあまりありません。
本土からは船で2~3時間掛かり、島にはコンビニエンスストアやショッピングモールはありません。
それにも関わらず20代~40代の働き盛り世代がUターンやIターンで集まる島なのです。
そして統廃合寸前だった高校は現在全国から生徒が入学し、2012年度から異例の学級増となっております。
■2008年には財政再建団体になる
国の試算では2008年には海士町は財政が破綻し、財政再建団体になるというシミュレーションされていました。
生き残る為に、山内町長始め助役、町議、教育委員、職員は自ら給料のカットを申し出、2億円の人件費削減を実行。
【日本一給料の安い自治体】となりました。
しかし、この決断は小さな守りの為ではなく、攻める為の決断でした。
■CASシステム
細胞組織を壊すことなく冷凍し、鮮度を保った魚介を出荷できる【CASシステム】という最新技術を5億円かけ(システム・建物含め)導入。←周りからは絶対に黒字化しないと言われていたそうです。
海士町で一貫生産に成功したブランド【いわがき・春香】や、特産の【しろイカ】などを直接、都市の消費者に届ける事に成功しました。
首都圏の外食チェーンをはじめ、百貨店やスーパー、米国や中国など海外にも販路を広げ、黒字化に成功しております。
■隠岐牛をブランド化
海士町では子牛のみ生産され、本土で肥育されたのちに松坂牛や神戸牛となって市場に出ていました。
それを島生まれ・島育ち【隠岐牛】のブランド化を目指しました。
現在は松坂牛並みの肉質評価を受けています。
■「島留学」で高校をプロジェクト化
過疎化と少子化で2008年度には30名の生徒数を切っていた島前高校。
統廃合寸前だった高校において、【島前高校魅力化プロジェクト】を立ち上げました。
難解大学進学を目指す「特別進学コース」や地域づくりを担うリーダーを育てる「地域創造コース」などを新設し、島外からの留学生に旅費や食費を補助する制度を作り、「島留学」を銘打ちました。
この取り組みが評判を呼び、2012年度からは異例の学級増となり、現在は県外からも視察が後を絶ちません。
もし高校が統廃合されてしまっていたら、島の子供達は15歳で島を出なければならず、それに伴い親御さんも島を出てしまっていた可能性もあり、人口流出に拍車を掛けていた可能性があります。
(左から、高田さん・竹田・町役場 吉元課長・町役場 柏谷主任・北原)
この他にも様々な素敵な取り組みを積極的に行い、攻める事によって財政再建した自治体なのです。
如何でしょうか?
過疎化が進んでいて、財政破綻確実と言われていた離島が再建した話を聞いて興味を持ちませんか?
私は上記の話を聞いて非常に興味を持ちました。
何故この島に人が集まるのかをこの眼で確かめたい。
何故この島は新しい取り組みを積極的に行う事が出来、再建出来たのかを知りたい。
出来るならば、この島で得た知識をスポーツ×教育×地方創生に活かしたい。
と強く思ったのを覚えています。
そして、私は共に働いている竹田と共に昨年海士町へ足を運ぶ事を決めました。
私たちは島で様々な方にお会いさせて頂きました。
2泊3日の旅程で何名の方と出会う事が出来たのかは定かではない位です。
島育ちの方、Uターンの方、Iターンの方。
職種も様々な方々と会える事が出来ました。
その方達とお話させて頂いて分かった事。
海士町という自治体は、もちろん取り組みも素晴らしいのですが、人が集まる根底にあるものは【人の魅力に人が集まる】という事です。
お会いさせて頂いた方全員が素晴らしい方でした。
全員が全員島外から訪れた得たいの知れない私たちを心からもてなしてくれて、嫌な顔ひとつせず質問に答えてくれる。
そして何より皆さんが活き活き働いている姿が印象的でした。
この島の魅力は間違いなく【人財】であると私は思っています。
素晴らしい人に、素晴らしい人が引き寄せられる。
人と人の繋がりの究極をこの島で見た気がします。
今回訪問するきっかけとなる【蹴球一家】の方々とも前回の訪問で出会う事が出来ました。←次回のブログで詳しく説明します。
(初めて蹴球一家の皆さんと出会った時の写真)
私が行った奇跡の島【海士町】は「ないものはない」ことを認めながら、「あるもの(人)」を大切にする島でした。
次回は今回の訪問【第10回蹴球祭】について書きたいと思います。
続く→
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