ペットの癒し効果



こんにちは!

医師の森しほです。



みなさん、ペットを飼ったことはありますか?


私自身はジャンガリアンハムスターを飼っています。


回し車をからからと回している様子、手のひらの上でリラックスしてくれている様子なんかを見ていると1日の疲れが吹っ飛ぶような気持ちがします。


犬、猫、ハムスター、鳥などなど。


ペットの気持ちを理解するということは、自分と異なる感じ方をする存在を受け入れるということ。


ペットをながめたり抱きしめたりお世話すると、

オキシトシンが分泌されて、癒し効果を得られると言われています。


オキシトシンは、心の健康に欠かせません。


発達障害やうつ病にも関わりの深い物質なのです。



実は、発達障害の傾向のある方の特性として、他者の感じ方が理解しづらい傾向があります。


人間同士では、姿形が似ているために、かえって違いがあることを受け入れにくいこともありえます。同じ人間だから「気持ちをわかってくれて当然」と考えてしまい、「なんでわかってくれないんだ!」という苛立ちをおぼえることもありえますが、動物であれば「自分と感じ方が違って当然」と思えるでしょう。


動物と仲良くなるために動物の感じ方を理解しようとすることは、社会での他者の感じ方を考えたり、関係性を築くための良い訓練となるでしょう。



動物との触れ合いはそれ自体が癒しになって心の安定につながりますし、人とのコミュニケーションにも役に立つはずですよ。



もちろん、命に対する責任があることなので、

「うつ病にならないようにペットを飼う」ということはおすすめできませんが、

ペットの癒し効果が絶大なのは確かです。



ペットを飼っていなくても、動物園や猫カフェ、ハリネズミカフェなど、動物と触れ合える場所はたくさんあります。


日々の生活に疲れたときは、動物と触れ合ってみてくださいね。


LITALICO 発達障害ナビさんでも解説させていただきました!




日常の中で感じる些細な幸せ

 

 

 

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