流れ星にお願い願いごと


私に光をください




悪魔に契約願い事


私に世界をください




神さまに信仰願い事


私に明日をください





君に恋愛願い事


私に君をください






そりゃムリダ-


ですよね-






飛んだヨル



手に入れたアサ



愛してといったキミ



方法がわからないとボク



ごめんなさいとワタシ



赦さないとアナタ





手に入れたアサを投げ出して

飛んだヨルを呼び起こす



あのヨルの頃ならまだ

アナタはワタシを赦してくれるから




本当のことを教えようかとアナタ



いらないとワタシ




言ってとキミ



言わないとボク







キミもボクもアナタもワタシも



全部、アタシ


全部、ウソ




自作自演の、


ヒマツブシ




だからはやく

アタシの前から消えてください





ヒマツブシゲーム



本当のことを、教えようか?











目を閉じると世界が一転する


世界が意味をなす
世界が色づく




見つけたのは小さな楽園
追われたのは大きな明日




【私の明日が消えてもいいので
 この楽園をくださいと言うと
 貴方は首を振るので
 私は明日を生きることにしました】





凍えた声でそう言って
冷たい涙と一緒に楽園を流した





目を開けると世界が一転する


世界が意味を無くす
世界がモノクロに変わる



見つけられぬ私の楽園
大きすぎて抱えきれない今日



「会いたいです」


「貴方と一緒に行きたいです」


「もう一度、あの楽園へ」





【でももう返事もしない貴方
 私が明日を選んでしまったからですね
 ならばもう一度
 私に貴方を選択するという世界をください】




目を閉じることもなく
目を開けることもなく



私は明日も今日も受け入れず
何もかもを投げ捨てて


貴方に、会いに行く





サ  カ  ナ 





真っ青な世界でひとり
貴方に、溺れて、死んでいく




―――――――――――――


どこら辺がサカナなのか

自分でもわからないであります








繋がれた過去
繋がれない今




オリオンの楔





「あ-ちゃん、またそうやってすぐすねる」


「なによ、トシくんがやったんじゃない」




私達は家が近くというだけの幼馴染。
よくある話。そして、私がトシくんに恋をすることも、よくある話。




「もう、いいわよっ! トシくんなんか、大っきらい」



なのに、私は平気でこんな言葉を口に出来る。
私は本当に、トシくんのことが好きなんだろうか。



でも、そう言えば、トシくんが謝ってくれるのを知っているから。
私はトシくんに甘えているのだ。




「…じゃ、もういいよ」



なのに今日はどこか違う。
いつもならすぐにごめんねって、言ってくれるはずなのに。




「トシ、くん…?」


「もうあ-ちゃん、疲れたよ」




私は心臓を打ち砕かれる。






トシくんが、知らない女の人と楽しそうに歩いている所を目撃した。
私はまた、胸が打ち砕かれる感覚を味わう。



私は、トシくんが好きだけど、
トシくんは、私のこと、好きじゃないんだよね。



分かってる。
分かってるよ。



でも、悲しいの。






トシくんが、こないだの女の人とキスする所を目撃した。
私は、もう砕かれる心臓がないから。



もう、悲しまないの。



ホントに、やめてほしい。
私達、家が近くて、幼馴染なんだよ。
家の前でキスとか、しないでよ。



なんて、私にはもう言えない。




私は、オリオンを見上げる。
いつかふたりで見たオリオン。
その星の瞬きは美しく、私は声をあげて泣いた。


もう、あの頃には戻れないんだね。


なんて、愚かで、
なんて、滑稽で、、、



私はもう一度、いつか二人で見たオリオンを見上げた。






トシくんが私に喋りかけてきた。
トシくんは、こないだの女の人と結婚すると言った。



久しぶりのトシくんの声に、どきどきする。
久しぶりのトシくんの笑顔に、くらくらする。




「トシ、くん」


「ん。 どした?」




その声を




「あの、ね」




その微笑みを




「今日、夜にも一度会いたいな」




ひと時でいいから、私にください。




「ん。 わかった」







トシくんは夜の10時にうちの前にいた。
私は外に出て、トシくんを、星がよく見える丘へ連れ出した。



ひと時の、私だけの逃避行


私だけ、恋をしているこの届かない距離




「ねぇ、トシくん」


「ん?」


「昔、ふたりでオリオンを見た時のこと、覚えてる?」


「ああ、そんなこともあったな」


「あの時、お願い事、したじゃない? トシくんが私に教えてくれなかったやつ」


「…ああ。覚えてるよ」


「あのお願い事、教えてよ」




ねぇ、最後に、お願い。




「…あ-ちゃんと、ずっと一緒にいられますように」


「え、」


「今思えば、若かったな、俺も」



シシシと笑う。
昔と、そう、オリオンを一緒に見た時と同じ笑顔。



「好きだったよ、あ-ちゃんが」




もう無くなったはずの心臓が、再び、打ち砕かれる。




「……ずるいよ、トシくんは」


「え? なんでだよ」



もっと、早く言ってくれれば。
ううん、私が言っていれば。



「私も、願ったよ。 トシくんと、ずっと一緒にいれれますように て」




私達は繋がれていたのに。




「…そっか」


「そうよ」


「……」




ねぇ、神様仏様オリオンさま
私はいつも失敗する 私はいつもなにもしない


だから今日だけは、今日だけは私に力をください。




「トシくん、」


「ん?」


「お互い、幸せに、なろうね」




このオリオンに誓って




「結婚おめでとう」






私達はオリオンの楔で繋がれるはずだった存在



ううん、あの頃
私達がお互いのすべてだった時は、きっと繋がれていた存在


オリオンは今も私達の上にある


過去と今を繋ぐ、楔となって。





「…ありがとう」




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星のことはあまりよく知らないです(笑)








最終話 小町と宮向井さん ・ 下




神奈川についた時、辺りはあの日と同じ夕闇に染まっていた。
私は宮向井さんの家に向かって歩いた。




そこはやっぱり、空き地だった。
きっともう家が壊されて、何年にもなるのだろう。
草が生い茂ったただの空き地。そこに、『のっきーさん』がいた。




――息をのんだ。




だって、知らなかったから。
私はここに、手紙を、置きに来ただけだったから。



『のっきーさん』は、私に気付いていない様子だった。

声を、かけようとした。
でもあんなひどいことを言った私に、声をかける資格は、ないと思った。



「――っ…」




…『のっきーさん』は、泣いていた。


私は、声を、かけれない。
声を、かけたいのに、かけれない。
これはすべて私が招いた出来事。


あんなことを言わなければ、
宮向井さんが一緒に神奈川に行こうという誘いを断っていれば、

…『のっきーさん』に、手紙を書かなければ



「…のっきーさん、」



言葉は自然と出た。

『のっきーさん』はびっくりした顔で振り向いた。
目には涙が溜まっていた。



「…こ、まち」


「…のっきーさん、」



もう、資格とか、そんなの、関係なかった。



「おまえ、どして…?」


「手紙を、渡しにきました」


「手紙…」



私の、出来るだけの想いを、
私の、考えのすべてを綴った手紙を。


私は『のっきーさん』に手紙を渡し、精一杯笑った。
『のっきーさん』は、なんで、と悲しそうな顔をして、呟いた。



なんでって、『のっきーさん』、それは、



「私達は、手紙から、始まりましたから」



『のっきーさん』は、最初呆然とし、そして私の知っている宮向井さんの顔で笑った。


「ごめんなさい」



私は頭を下げて、もう一度、


「ごめんなさい」



ひどいこと言って、
ひどいことして、 ごめんなさい。



『のっきーさん』は、私の頭をぽんぽんと撫でて、許してくれた。
そして、私の手紙を読んだ。



私は、手紙に、想いのすべてを綴った。

『のっきーさん』に何度も助けられたこと、
『のっきーさん』が今までの私のすべてだったこと、
『のっきーさん』に恋心があったこと、



そして、その恋心が、宮向井さんに変わったこと



全部を読んだ、宮向井さんは、私に微笑み、
そして、抱きしめてくれた。






これは、世界中で起こっているロマンチックな奇跡ほどすごい話ではないけれど、
それでも、確かに私にとっては奇跡以上にすごいことで、
きっと私は人々にこう尋ねられたら、大声を出して言うだろう。



「 貴方は今、幸せですか? 」


「 はい、世界で一番、幸せです 」






これで私のお話は終わりとなる。
なぜ、この先まだまだ長い人生があるのに、私のお話が終わりとなるかというと、

それは簡単なことで、この先の人生、
私の中でこれ以上幸せなことはないと言い張る自信があるからである。




◇おまけ


「なぁなぁ」


「なんですか? のっきーさん」


「…そののっきーはやめろって」


「だって、かわいいじゃないですか のっきーさん」


「…まぁ、いいけど」


「それで、なんですが? 宮向井さん」


「え、あ、えっと…」


「なんです?」


「その…


 
 
 


 結婚、しようか」


「 え 」



訂正。
先ほど私の中でこれ以上幸せなことがないと言いましたが、ありました。どうもすいませんでした。





――――――――――――――――


小町と宮向井さん

無事、完結ということになりました!


やばいっ結構嬉しい!(笑)

最後はありがちな感じになりました!←


これからも番外編とかにやにや書いていこうと思うので

これからも小宮(笑) をよろしくお願いします!(^^*




2011 07 18 (月) 小町と宮向井さん 完結








小町と宮向井さん ・ 上





好きだった。『のっきーさん』が。
これが恋愛感情なのかはまだ分からないけど、それでも好きだった。
人として、…友達、として。


『のっきーさん』が私の一番だった。
誰よりも、一番だった。
それは肉親においてもそうだった。
姉よりも、母よりも、一番『のっきーさん』が好きだった。


でも最近の私は、おかしかった。
『のっきーさん』からの手紙がいつもより2,3日くるのが遅れるだけでも心配で仕方がなかった私。
そんな私が2カ月も手紙がこなくても平気でいられた。
もちろん、心配はしたけれど。
でもあの頃の私だったら多分、気が狂っていたと思う。



それは、宮向井さんがいたからだと、私は気付いていた。


午後のティータイム
他愛もないお喋り



友達という概念の持たない私が初めて作った生身の友達。
文字という概念にとらわれていた私が初めて感じた生身の体温。


宮向井さんの何気ない一言に喜んで
宮向井さんの何気ない一言で救われた


いつの間にか、私の中の位置づけは『のっきーさん』から『宮向井さん』に変わっていた。


それに気付くのが怖くて
それでも確実に気付いていて



だからこそ泣けた。
だからこそ泣いた。



「…馬鹿だ、」



本当は宮向井さんが私のことを嘲笑っているはずがないのは知っていた。


でも、宮向井さんが私に嘘をついていたことがショックで、
でも、宮向井さんがどうすることも出来なかったことも理解できて


「…あれじゃ、八つ当たりだ」



―――私は、馬鹿だ。





泣いた。
涙が流れなくなっても泣いた。
あれから2週間、私は宮向井さんに会ってない。
私は一気に二つの大切なものを失ってしまった。



家族よりも好きだった『のっきーさん』
『のっきーさん』より大切な存在になってしまった『宮向井さん』


私の心ない一言で
私のただの八つ当たりで


せっかく、初めて出来た友達なのに
せっかく、初めて抱いた、恋心なのに


きっと宮向井さんはもう私のことは友達と思っていないだろう。
きっと宮向井さんはもう私のこと、嫌い、だろう… ……


「…ひっく」



また泣けてきた。
私は馬鹿だ。
私は屑だ。


私は、…
私は私は私はわたしはわたしはワタシ、ハ………



「………」



(こんなことじゃ、なにも始まらない)



2週間塞ぎこんで何になる
2週間泣いて、何が変わる


何も変わらない
繰り返すのは自己嫌悪だけだ


それなら、
何も変わらないなら―――





2時間後、私は神奈川にいた。

私の身体が勝手に動いたのだった。


思い返せば、いつも私は何もしなかった。
クラスの子に嘘つきと言われた時も
姉に現実を見ろと言われた時も
私は押し黙ったまま、殻に籠っていた。



でも『のっきーさん』の時は違った。
私は『のっきーさん』に自ら手紙を送った。
私は『のっきーさん』と友達になりたくて必死だった。

自分から進んで何かをやったことは、初めてだった。


だからもう一度
私は私の為に、動くことにした。
『のっきーさん』、宮向井さんと、もう一度、友達になりたかった。




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やっと最終話です

2か月かかりました

ホントに文才が欲しいと切実に思います(笑)






愛と恋と契約と



物によって縛られるこの世界で
私の羽はもぎ取られ
私の心は枯れ果てた



私に何が残ろう
私に何があろう



何一つ残らず
何一つないこの世界で


私はもう一度羽ばたくことなんて
とてもじゃないけど出来やしない



愛と恋と契約と



意味のない紙切れに、
こんなにも縛られる



愛と恋と契約と



もうここには愛も、恋も、
気持ちも、どこにもない



愛と恋と契約と



私は今日、この紙を破り捨て、
籠を出ることを決めた



―――――――――――――――


これもリアタイから再度うp

でも今日かいた出来たてほやほやです(笑)





声を啼らし君のもと
渡る川の流れは早くとも
君のぬくもりいち早く
この胸の中閉じこめたい



ねぇこの罪は永けれど
ねぇ君想うこと忘れない



君は今神となり
僕は今人となる



共に生きられぬこの日々を
君恨むことなかれ



僕は必ず君のもと
声を啼らし会いに行く



この天川の掛かる今
君、我が眼に映りけり




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すごくお久しぶりな感じになってしまいました

そしてここにきて七夕の時に

リアタイにうpさせてもらったものを再度うp


ちょっと古典風味にしてみました




共鳴した鼓動は
夏のコントラストと共に消え往く


それは、真夏の夜の夢
それは、夢の跡


奇跡と、必然と、貴方で出来たその世界は
私と共鳴を繰り返し途絶えていく


それは、歓喜の歌声
それは、倖せの名残



「 生きて 」



それは、貴方の破綻



「 生かないで 」




それは、私の破壊



ならば、わたしは―――



「 イキタイ 」





―――貴方と、共に




それは真夏の夜の夢
それは歓喜の歌声

それは夢の跡
それは倖せの名残



馬鹿だな と貴方は言うだろう
どうして と貴方は尋ねるだろう


そして貴方は泣きながら私を抱きとめるだろう


それだけで、いいんだ
それだけで、私は報われるから


貴方のいない世界は考えられないから
貴方がいないと私は破壊を繰り返すから



貴方との共鳴を一方的に望む私
貴方との共鳴を終わりにしたくない私


わがままで貪欲で醜くて…


それでも私は啼く
貴方と今一度共鳴を繰り返し
そして貴方と今一度、つながる為に





共鳴カナリア



わがままな私

それでも貴方は私を抱きとめる




――――――――――



正直今までの人生カナリアをみたことがない




dream and denial




息をするのさえ困難で
夢を見るのはもはや絶望的だった

人として生き
人として死ぬ


普通であって奇跡に近いこの行為は
ワタシには難しすぎた


雨の中
ワタシはヒトリで眠りにつく




ヒトリで生きることは慣れていた
いつもヒトリだったから
違うワタシを造り出して遊んでた

そのワタシももう最後
残るのは身体と
くだらない考えに縛られて動けない
哀れな本当の私



イカナイデ

私はワタシを繋ぎ止める

ヒトリ ニ シナイデ

いつもヒトリだったじゃない

アナタ ガ イタカラ

アナタはヒトリよ

ジャア アナタ ハ ----




アナタの幻想でしかない


だからもうお終い
サヨウナラ ドウカ オゲンキデ




雨の中息をするのさえ困難で
夢は気づけば途絶えてしまった


私はワタシという虚無を見る
それは単なる造り遊びで
けれど私はいつもヒトリで


私はただ、
友達が欲しかった

…だけなのに




---- もうお終い



雨の中
私はヒトリで
墜ちていく


アナタと手を、繋ぎたかっただけなのに






それをくだらないというの?

――――――――――――――――


お久しぶり?の更新、なのか、な?

リアタイに上げたものです


そういや、今日は文化祭でした

文化祭って、すごくあつい(いろんな意味で)ですね