開院しており患者様は西宮からはもちろん、
芦屋・尼崎・伊丹・神戸などの遠方から
日常生活の動作で負傷した方や、
交通事故で痛めた方も多く来院されています。
二回に分け、ハイヒールを履いているときの
正しい立ち姿勢と歩き方について紹介したいと思っている
のですが、
①は、今の自分を知っていただくためのチェック項目や
靴による重心の違いについて説明をします。
②は、正しい姿勢と歩き方について説明したいと思います。
なぜ、紹介しようと思ったのか?
暖かくなってくると、外出するのも多く
なってくるんじゃないかと、思うのと 同時にハイヒール
で長時間歩くのも多くなるんじゃないかと思います。
ですが、特にハイヒールの場合、歩き方によっては翌日
に特発的な腰痛を発症してしまうこともあります。
又、仕事によっては、どうしてもハイヒールを
履いての立ち仕事や外回りが長時間に及んでしまう方も、
居られるんじゃないかと思います。
このような場合も、足腰に疲労が溜まりやすく慢性的な
腰痛につながりやすいと考えられます。
( 慢性的な腰痛は肩こりなどへの影響もあります )
チェックポイント!!
: ご自身の身体の状態を知って頂きたいと思います。
まず初めに下記のトラブルがある人は悪い姿勢の
可能性が高いと考えられます。いくつあてはまりますか?
1.つま先が痛くなる
2.足裏にマメが出来る
3.靴擦れが出来る
4.膝が痛くなる
5.腰が痛くなる
6.肩こりがする
7.頭痛がする
1 ~ 3 は、ハイヒールという靴自体の特性から
生じているトラブルです。このような場合はインソールを
使うなど、足に合った靴を購入することが重要です。
4 ~ 7 は、姿勢で改善できます。
大きい数の症状が当てはまるほど、悪い姿勢度は重症
です。ぜひ、ブログの続きを見て改善してください。
ハイヒールとスニーカーの重心の違い
ハイヒールとスニーカーの大きな違い
の一つに 「重心の違い」 を挙げることができます。
スニーカーでの横姿勢では、
姿勢が大きく悪くない場合、重心が身体の真ん中を通ります。
というのも、スニーカーの場合は着地面積が広いため
重心が真ん中を通りやすく、安定性も高いです。
下の写真は、ハイヒールを履いた時に
起こりがちな姿勢を矢状面(横)から見た写真です。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Frosette_bms%2Fimgs%2Fd%2F6%2Fd68b89e7.jpg)
ハイヒールは着地面積が狭く不安定になりがちです。
特に、ヒールのあるかかと部分が不安定なために、前傾に
なりやすく重心が前方へ、かかりがちな姿勢になります。
その結果、膝が曲がり、肩とのバランスも崩れ、
矢状面(横)から見た軸のズレにも つながりやすいです。
そうなると、膝や腰にも負担をかけ 影響がでます。
最後に!
最後まで読んでいただき ありがとうございます。
次回のブログは、今回のブログの続きにはなるのですが
ハイヒールでの正しい姿勢と歩き方について
色んな観点から紹介できればいいな、と思っています。