仕事で行き詰まっていて、打開策を探していた時のこと。
尊敬する先輩から問いかけられた。
「感謝できている?」
頭の中は軽いパニック状態。
「この状況の何に感謝できるんだよ?」
当時の自分は目標に向かってがむしゃらに努力して、走り回っていて、
でも周りは全然ついて来てくれなくて、
「どいつもこいつも!」って文句を言ってた。
だから、感謝と言われてもピンとこない。
ところが先輩が勧めてくれた稲盛和夫さんはじめ、
色々な偉人・経営者さんの本を読んでいくと
必ず『感謝すること』を重視されていることに気づいた。
さすがにこれは認めるしかない。
どうやら『感謝』がとても大事なファクターらしい。
でも、困ったことが一つ。
感謝したくても先ほど言った通り、現状は明るくない。
文句しか出てこない状態で、感謝という感情が出てこない。
頭では理解しているつもりでも、心がついてこない。
そんな時、ある人から教えてもらったのがコレ。
「感謝とは『ありがとう』と言うこと」
こんなにシンプルでいいの?とビックリしたけど、
同時に「これなら出来る!」と思えた。
なにせ『ありがとう』と言えばいいわけなので、
心がついてこなくても実践できると思ったのね。
そして、実践してみてさらにビックリ。
『ありがとう』と言うことを意識すると、
『ありがとう』の材料を探し始めるようになり、
身の回りに感謝すべきことがたくさんあることに気付けた。
結局それまで「こんなの当たり前」と思っていたことが
感謝すべきことなんだと気付けたってこと。
自分で相手への要求値をどんどん高めて、評価して、文句を言う。
これじゃあ、周りはついてくるワケありませんよね。
やってくれてありがとう。
居てくれてありがとう。
その心構えが大事だってことに気づいたのは、実践してしばらくしてからのこと。
最後に。
ネイティブアメリカンの言葉にこんなのがあるらしい。
「朝起きて、何に感謝すべきか分からないのだとしたら、それはお前の魂が病んでいるのだ」
ホント、その通り。