授業日記17。
更新が遅れて申し訳ありません。
一昨日は子供クラスの授業の日でした。
今週は何をやったかというと、テーマ「春」をもとに自由に絵を描くという授業にしました。
うちの教室では絵を描く授業が多いのですが、粘土や工作の授業もいつも考えはするんですが、みんな結局いつも自分の描きたい絵が毎週あるようで、いつも「はやく終わらせて自分の絵描いていい?」というんですねえ。
一生懸命考えて用意すれば良いってもんでもないんですねえ。まあ、なんにせよ毎週自分の描きたいものがあって他ごと済ませてまで描きたい絵があるっていうのはとても良いことだと思います。
さて、春とテーマを決めたものの自分でもそんなにいくつも連想されるものがありませんでした。
桜くらいですかねえ。
ちょっと難しいテーマだったのか、子供たちも悩んだ挙句、普通に自分の描きたいものを描いていました。
まずは今年度から小学校一年生になったK君。
赤いドラゴンの絵ですねえ。
うむ、春のテーマはどこへという感じですが、なんにせよなかなかうまく描けています。
はつらつとしたタッチに悩みや不安を感じず、勢いで描いている感じがすばらしいです。
次に今年度年長さんになり、新しく教室にきて絵を描いてってくれた女の子のがあったのですが、不覚にも写真を撮るのを忘れてましたねえ。
色やいろんな素材をつかって画面いっぱいに描いていて美しい色調だったのですが、くうう、無念。
さて、最後は小学校3年生になったYちゃん。
Yちゃんは3枚の力作を描いてくれました。
まず一枚目。
山頂に一本の木があり、アクセントとして家がたっていて、下のほうに海があり、クジラが潮をふいています。
こういう構図でよく絵を描いているんですが、やっぱり面白いですねえ。こういう感覚はなかなか身に着けようと思っても身につかないもので、これこそ天性のものだと思います。
では二枚目。
この絵は砂漠から星の道を通って水の星に行くという絵でした。
砂漠の地面を描いているとき絵の具がかすれて描きにくそうだなあとおもって、「水をつけたら?」と言ったら、
「砂漠だから水はないの」と言われてしまいました。
いや~、まさに愚問というやつでした。それと同時にそういうことをあえてしていたYちゃんに驚きました。
拡大して見てもらうとわかると思うんですが、星は絵の具を厚く盛って、その上からただの水を引いてかいて、良い具合に絵の具がぼやけてとても美しい星が描けています。
これは僕が口出しせずにYちゃん自身が発見して画法で自分でもきれいに描けたと満足していました。
最後に三枚目。
りんごから青虫がひょっこり顔を出している絵です。
Yちゃんは「春」というテーマを元に春になったから冬眠からさめた青虫を描いてくれたんですねえ。
是非、拡大して、かわいい青虫のセリフを読んでください。
こちらまで暖かい気持ちになれると思います。
僕は大好きな絵です。
ここまでが、16:30~17:30の授業の子たちの絵でした。
ここからは18:00~19:00の授業の子です。
Sくんとその友達の・・・ああ!こちらもSくんだ!これは困った。よし、Hくんにしよう。
SくんとHくんの二人なんですが、二人は小学校2年生になって、絵もだいぶ上手な二人です。
二人にも「春」というテーマをあたえて絵を描いてもらおうと思ったのですが、二人は漫画の写し絵にはまっているようで、写す為の漫画を持ってきていたので、それを描いてもらうことにしました。
ふたり並んで仲良くカリカリと描いていました。
まずはSくん。
皆さんもご存知でしょうか?名探偵コナンの作者のコナンより前の作品「YAIBA」ですね。
線もはっきりとして見やすく、色までつけ、背景は自分のオリジナルです。
漫画の模写というのは一見簡単そうに見えて、実はやってみると以外に難しくもあり、子供たちにとってはうってつけの絵がうまくなる練習材料なんですねえ。
もっともっと模写して楽しく絵がうまくなると良いですね。
では次はHくん。
Hくんはポケモンが好きなようでポケモンのキャラクターを描いていました。風船や背景の夜空はオリジナルで、色の塗り方も丁寧でとても綺麗に塗れています。
大好きな漫画のキャラクターを真似して描くのはやっぱり僕も小さいころやっていた事で、描いた作品を学校にもっていって友達に見せ、「うまいね!」といわれるのが快感で、それを続けていって結局今でもずーっと絵を描いているわけですねえ。
やはり人から褒められるというのは気持ちの良いもので、もっともっと褒められたいと思い、もっともっと上手になりたいと思うようになり上手になればドンドン絵を描くことが楽しくなってくる。
すばらしい循環作用ですぞこれは。これは良い。
教室に通っている子たちもそうやってドンドン良い絵を描くようになって、人の心に訴えかける何かを含ませた絵がかけるようになるとすばらしいと思います。
わたくしもがんばらねばなりませんね。
それでは、また来週。






