惜しかったし悔しかった。
大会直前の監督交代劇から、よくここまでチームがまとまったし、まとめたな、と思う。
ラグビーもそうだけど、やはりチーム戦は監督が大事。
また4年後になるわけだけど、ここから日本のサッカー技術が劇的に変わるとは思わない。
なぜならばもう既に世界のトップリーグで活躍して居る選手が大勢いるわけだからだ。
レベル的には成熟に近いところまで確実に来て居る。
そして同時に、代表の試合は全員が全員ワールドクラスになるとは限らない。
これは日本のスポーツ状況(野球や他のスポーツにも能力が高い選手が散って居るから)も加味すれば仕方のないこと。
今からあげられるとすれば、選手層の厚さかな。
これからの10年で日本が劇的に強くなるとは思えないけど、20年〜30年ならわからない。
そしてその為のキーポイントがこの大会で見えたと思う。
1 監督
2 日本の戦い方
1 監督
これは紛れもなく日本人監督が絶対に良い。あるいはラモスが言うように、Jリーグで指揮をとった監督が確実に良い。ビジネスマンなら特に感じると思うが、日本人の特性(特にメンタル)と海外はまるで違う。サッカーはチーム戦。全員が海外のクラブで活躍して居るわけではないし、その特性も踏まえたチームのまとめ方が必要だ。
※そもそも代表の練習でスキルが上がるわけがない。できることは戦術の刷り込みや代表としての戦い方だ。
2 日本の戦い方
これは“統率と規律”、“ビハインドからの追いつき方”、“コンパクトサッカー×攻めの3パターン”だ。
まず南米の選手と違って日本選手のユースまでは非常に組織されたサッカーをするように育てられる。それに加えてカルチャーもそれにならっている。ヨーロッパのチームも規律が高いチームは多いが、日本はそれにもまさると思う。この点は立派なスキルなのでチームで戦術を徹底し活かさない手はない。
サッカーは点を取るスポーツだ。
何点取ったって、取り返す力があれば良い。今回の代表は今までで一番取り返す力があったと思う。
理由は2つ。1つ目は非常にクリエイティブな選手が前線に揃っていたこととそこに球を供給できる安定したボランチが2枚いたこと。2つ目が海外で“点を取り返す経験”を何度も積んでいるから。
この先の代表で今回のような粒が揃ったチームができるとは限らない。だからこそどんな試合でも“取り返す経験”を代表チームとしてこだわる必要はあると思う。
最後は攻めの形だ。ブラジルのようなパス回し、スペインのような連携。そんなお国柄・特徴ある攻めの形は今まで日本は持ってこなかった。それはその時々の中心選手に沿った攻めの形を持っていたからだ。しかしそれは同時に“その選手がいなければなし得ない”と言う条件が発生してしまう。今回のようなセクシーな攻めが乾×香川なしにあり得たのか??恐らく出来なかっただろう。
そう考えると、確かに時々の選手を使った攻め方のパターンはありだが、“どんな時も一定の確率で点を取る日本独特の攻め方”はあった方が良い。
例えば規律を活かしたサイドからのアーリークロスとか。
何れにしても今大会の日本の躍進は終わり。そして今ある成熟した選手たちで戦いきった次のワールドカップにはそんなに日本は期待できると思っていない。なぜならメンタル的な中心選手がいないからだ。
まずは8年後を目指し次の長谷部を育てなければいけない。
これから日本が向かうべきサッカーは、サッカー文化の成熟と海外レベルにまでJリーグを引き上げられるかにかかっている。
もっと汚く泥臭くていい。サポーターは(礼儀正しくはあってほしいが)選手に要求していい。僕はポーランド戦の様なブーイングや監督解任の様なショッキングなことはあっても良いとは思う。それだけみんなまっすぐに見ていると言うことだから。
日本のサッカーはまだまだ成熟過程だ。
“日本ってこんなチームだよね”
そう世界共通で言われる時が、本当の意味で世界レベルになった日だと思う。
監督・選手の皆様お疲れ様でした。代表と同じ世代のプレイヤーだった身としては高校サッカーで活躍した選手が世界のトップと互角にせっているのを見てワクワク・そして感動しました。
ここからが長い長い道だと思いますが、20年後 長谷部監督や中田監督を見てみたいですし、期待しています。







