ヤマトよ永遠に REBEL3199  の公開に合わせ、偽装保守パチンコ化反日アニメTBS2199系宇宙戦艦ヤマト旧ヤマトに感じる疑問を書いた記事を再アップします。

 過去、旧TVアニメ版ヤマトのマスターグレード版とも言うべき1/500宇宙戦艦ヤマトを作りかけましたが、自分は反日アニメUCパチンコーンガンダムの福井晴敏なにがしが関与したTBS2199系以降の作品の商品は絶対に買う事はありませんし観る事もありません。旧1/500は旧アニメ版の商品だから過去に買った物です。また現在はB社の商品は何年(10年くらい?)も購入しておりません。今後も購入する事は絶対に無いです。

 

 

 ↓以下以前の物に一部画像を追加した物です。

宇宙戦艦ヤマト波動実験艦 銀河の正体推測

 

割と有名な架空戦記で「ビッグY 戦艦大和の戦後史」(横山信義)なる作品があるという。あらすじとしては史実をなぞる様に日本が大東亜戦争に敗戦してしまう訳だけど、一つだけ違うのは「戦艦大和」が沈没せずに生き残り、なんと米海軍に接収されてそのまま「USSモンタナ」として再生、戦後の数々の動乱に繰り出されるという。最終的には記念艦として展示されるという、「大和が三笠の様に現存してくれたらなあ」という夢を具現化した様な物語。架空戦記としては良識的(?)な内容なのか。

 

で、そのビッグYなる呼称は何ぞや?と言えば“ビッグ E”こと、米空母エンタープライズのパロディという事になる。

 

戦艦大和と空母エンタープライズ

 

ネット上には詳しい軍ヲタの方が多いので、自分ごとき素人がわざわざ解説する様な事でも無いのですが、戦艦大和と言えばもはや日本人で知らん人は居ないという精神的フラッグシップとして君臨しているが、同様エンタープライズも米国人にとっては重要な艦の様である。

 

wiki

エンタープライズ(USS Enterprise, CV-6)は、アメリカ海軍の航空母艦。ヨークタウン級航空母艦の2番艦で、アメリカ海軍においてエンタープライズの名を受け継いだ艦としては七隻目にあたる。艦名の“Enterprise”は「冒険心」「困難への挑戦」といった意味を持つ。排水量2万tと空母としては中型でありながらも、その戦いぶりから“ビッグ E”(偉大なE)の愛称で親しまれ、大戦中に大小15回の損傷を受けながらも、高いダメージコントロール能力と幸運により沈まず大戦を生き抜いた。その外“ラッキー E(幸運なE)”、“グレイゴースト(灰色の亡霊)”、“ギャロッピングゴースト(駆け回る亡霊)”の愛称もあった。ビッグEやラッキーEの“E”には、“Enterprise”(冒険心)の頭文字の意味と共に“Excellence”(優秀)、“efficient awads”(能率の良い艦艇に授与された賞)の頭文字の意味も含まれていた。

エンタープライズは太平洋戦争開戦前に建造され、終戦まで無事に生き残った三隻の航空母艦のうちの一隻(他の二隻はサラトガとレンジャー)であり、
太平洋戦争中の主要な海戦のほぼ全てに参加して数多くの戦果をあげ、大戦中で最多の20の従軍星章(バトルスター)を得た。また、空母として初めて大統領部隊感状を受賞、後に海軍部隊褒章も受賞し両方を受賞した唯一の艦艇となった。それ以外でもイギリス海軍から他国籍の海軍艦艇として唯一、英国海軍本部ペナントを受章するなど第2次世界大戦でもっとも勲章を受けたアメリカ海軍の軍艦となった。 エンタープライズは大戦を通して最も多く改装を受けた空母にもなった。他に大本営発表によって9度撃沈発表がなされており、敵国により行われた虚偽の撃沈発表回数において史上最多の記録も持つ。

 

日本人側として空母エンタープライズと言えばなんと言っても真珠湾攻撃で取り逃がしたという「悲劇」が思い浮かぶ。そもそもの真珠湾攻撃最大の目標であった空母部隊の見逃しも悲劇と言えば悲劇だが、最大の問題は後日にエンタープライズ参加のドゥーリットル空襲で日本帝都東京をいきなり空襲された日本軍部は、被害はのちの東京大空襲などに比べると小規模だったけど慌てふためき、それがめぐりめぐってやっぱりエンタープライズ参加のミッドウェー海戦大敗北の遠因になって行く。

 

逆にアメリカ人の視点からすれば、真珠湾から東京空襲、ミッドウェー海戦、ソロモン、サイパン、マリアナ、沖縄とほぼ太平洋戦争通じて活躍して生き残った最高の武勲艦という事になる。

 

自分としてはエンタープライズと言えば憧れ世界のタミヤ様の1/350原子力空母エンタープライズ、モーターライズ化されてるニチモ(※廃業)の1/500エンタープライズという物が思い浮かぶ様に、原子力空母エンタープライズ (CVN-65)として名前を受け継ぎ、さらには2027年に3代目が就役予定という現役の戦闘艦という事になっている。

 

対して戦艦大和には余り華々しい戦果は無い。しかも戦時中は存在すら知らされず、戦後左翼によって無駄や旧日本軍悪の象徴などとされ一部で忌み嫌われ、船体は残っていない。しかし沖縄特攻作戦等、最後まで日本の為に戦ったという事は偏向史観に影響されていない人間は知っている。

 

宇宙に飛んだ戦艦大和と空母エンタープライズ

 

奇遇というか必然というか何というか、そうした戦艦大和とエンタープライズだが、日本と米国双方の国の戦後大衆文化のSF映像作品として、二隻ともが「宇宙戦艦」として宇宙に飛び立つ事になった。

 

自分は余り興味がわかないが、近年でもリメイク映画が作られたりしている、「スタートレック」というのは大変人気があるらしい。そのスタートレックの主役宇宙船がU.S.S.エンタープライズで実艦の「艦名の“Enterprise”は「冒険心」「困難への挑戦」といった意味を持つ。wiki」という意義を受け継ぎ、正直言って余り観たことないんで内容は判らないが、アメリカ人らしい「フロンティア精神」みたいな物を中心に宇宙人との交流や戦闘が描かれているという。未来科学に希望を描く様な古いタイプのSFだけど、エンタープライズという栄光の船が主役宇宙船にぴったり合った作風と言える。希望がありまくりの船名はのちにスペースシャトルの船名にも採用されたらしい。空母からの転用じゃなくて、SFのエンタープライズからの転用という。

 

 バンダイ・エンタープライズ(通販画像)

 

参考:「宇宙船エンタープライズ号そっくり」とされる中国のビル(外部)

 

対して同じ宇宙に飛んだ軍艦としても、宇宙戦艦ヤマトの状況はかなり違う。極秘に建造され戦況が苦しい中でも徹底的に温存されて国民に知らされる事も無く沖縄を救援する為に特攻して沈んだ戦艦大和は、戦後少年雑誌・少年まんがの発達に伴い、「世界最大の戦艦」「日本の建艦技術の最高傑作」「強力な秘密兵器」として紹介され、敗戦でショックを受けていた国民、少年に強い衝撃を与え、それが「ヤマトゼロ戦ブーム」になって行った。

 

しかし・・・それが米国エンタープライズの様に栄光のまま単純に宇宙に飛んで宇宙戦艦ヤマトになった・・・というハッピーな展開(?)では無い。

 

悲惨な敗戦を経験しても日本国民の多くが皇室の存続を望み、天皇陛下を敬愛し、戦時中の日本が一方的に悪いとは思わず、さらには少年層にまで大和ゼロ戦ブームである。そこで反日左翼勢力の巻き返しが発動する。

 

その一つが大和ゼロ戦ブームは戦前回帰、軍国主義復活等と言う反対運動だった。恐らく現在の比では無いほどの一方的な偏向運動が展開されたのだろう。その後日本では「旧日本軍=悪」「戦艦大和=無駄の象徴」というレッテル貼りが成功して、文化人やクリエイターは旧日本軍や戦前を好意的に描く事は「恥ずかしい」「反戦平和に反する」という強烈な固定観念が植え付けられた。分かりやすく言えば、例えミリタリーを描くに当たっても「国家は意味が無い物」「大東亜戦争は悪の侵略戦争」「戦艦大和やゼロ戦は悪魔の特攻兵器」としてイメージ化する事が「絶対の法則」になった。一言で言えば宮崎駿みたいな作風が「戦後左翼体制の検閲に合格した左翼優等生」という事になった。

 

そうした戦後歴史の狭間に作られたのが宇宙戦艦ヤマトだった。人間・少年がもともと持っている「戦闘欲」や「冒険心」を満足させる為のSF架空物語だけど、アメリカの様に普通の国が栄光の存在として自国艦エンタープライズを宇宙に飛ばして良いのに対して、宇宙戦艦ヤマトは菊花紋章をはく奪され、乗員の多くが暗に天皇皇室を否定する意味を持つ徳川方になる等の「歴史認識的デチューン」を受けて「ようやく許される存在」となった。

 

いやむしろ、戦後左翼翼賛支配体制としては日本人の中にある消し難い「戦艦大和への憧れ」という物をヘタに消し去ろうとしてしまうのでは無くて、むしろ「宇宙戦艦ヤマト」として骨抜きにして「歴史を作り変える」方が抵抗が少ないと考えたのではないかとすら思える。

 

宇宙戦艦ヤマト2202「波動実験艦 銀河」のデザイン

波動実験艦銀河(通販画像)

2199の一部以降観ていないので劇中の活躍がどんな物かは知らないが、「波動実験艦銀河」のデザインは有名メカデザイナー氏がヤマト復活編という物の為にデザインした波動実験艦ムサシという物が下敷きになっているらしい。

 

しかし自分が最初これを見た時に感じたのは、宇宙船エンタープライズ号をエンジン部分を二段にして「ひっくり返した様」な艦橋だなあという事。

又、スタートレックのメカデザインにも参加した(※担当は不明、エンタープライズはたぶん別者)シド・ミード氏がメカデザインを担当したYAMATO2520の艦橋のデザインラインとの統一性もかすかに感じられる。

 

波動実験艦ムサシwiki
ヤマトの準同型艦[18]。、ブリッジ周辺が大きく異なり、波動砲も砲栓で塞がれている。2210年造船。波動実験艇を8隻格納しており、ヤマト再建計画に先駆けて各種実験を行っていた。上部に艦橋が3つあり、上から研究ブリッジ、操艦ブリッジ、観測ブリッジがある。観測ブリッジは大きなグラスドームで覆われている。下部第三艦橋にはグラスドームに覆われた電算室があるが、ヤマトの様な立体高画質球面スクリーンは装備されていない[19]。

 

TBS2199系模型は一切買わない、BSで銀河登場ヤマト2202?がまだ放映されてない(ていうか自分が気付いてなくて観てないだけかもしれんが)為キャプチャ画像が無いので分かりにくいかもしれないが、自分の「銀河の艦橋がエンタープライズの船体をひっくりかえしてのっけた様に見える」という感想はそう突飛な物とは思えない。ネット上には割と担当メカデザイナーのデザインスケッチみたいな物がよく見られるが、それを見ても宇宙船エンタープライズに似ていると感じる。

 

※4月29日追記

又、ガンダムの世界では「巡洋艦ムサイのデザインは宇宙船エンタープライズを上下逆さまにひっくりかえした物」という都市伝説があるらしい。これは古くから唱えられている都市伝説の様で、ネットの検索では200X年代の書き込みもみられる事から古くから根強い説の様だ。酷い物になると「ムサイはエンタープライズのパクリ」等と書いている物があるが、正しくは「船体・エンジン別体式デザインコンセプトの流用」でありパクリとは言い難い。 

wikiムサイ↓

追記終わり

画像追加5月12日

又、安彦良和「ガンダムジオリジン」では元デザインへのセルフパロディなのか?今度は『改装前宇宙輸送船「逆転したムサイ」』が登場している。ややこしい話だが、ついに一回転して先祖返りしてエンタープライズ化している(?)

比較エンタープライズ

誤解が無い様に念の為に書いておくが、自分は何でもかんでもパクリパクリ言う風潮には反対で、特にメカデザインなんかはリアルさの表現の為に現実の戦車や航空機のデザインラインを取り入れたりが普通なので、パクリ問題云々で言っているのでは全く無い。また担当メカデザイナーが実際にムサシ(銀河)のデザインにエンタープライズを参考にしたかも不明なので断言せず「自分の感想」とする。

 

※余談だがキム・ヤマトの「SEEDDESTINY戦艦ミネルヴァ」は宇宙戦艦ヤマトを逆転させた物であり、これを撃沈する=日本沈没の暗喩であると推測。

 

しかし自分は反日極左カルトTBS系2199や反米反沖縄基地小説家の福井晴敏が関与する2202制作陣が「波動実験艦銀河」のデザインを「波動実験艦ムサシ」を利用したのにはなんらかの左翼政治的意思が存在すると思っている。つまりメカデザイナーの純粋なメカデザインとしてのムサシを反日左翼である制作陣が「これ幸い」と左翼政治思想を体現する存在として転用した訳である。

 

何故ムサシじゃなくて銀河なのか

 

そもそもの出発点として、ヤマト復活編(※未視聴)で波動実験艦ムサシ(事実上の宇宙戦艦ムサシ)として考案されたデザインが何で「銀河」なのか?という疑問がある。それについて言えば数ある中でもU.S.S.エンタープライズ NCC-1701-Dという宇宙船エンタープライズは「ギャラクシー級」という艦種である。言うまでも無いがギャラクシーは銀河を意味する。

 

さらに言えば今ギャラクシーと言えば竹島を不法占領する反日国家の韓国の有名携帯電話もギャラクシーである。

 

もはや宇宙戦艦ムサシという名前すら許されず、韓国産ギャラクシーなのだ。

 

ここで最初の論点に戻ると、以前にも書いたが宇宙戦艦ヤマトという物が実は戦艦大和を称揚する物でも何でも無く、実は戦艦大和を封印し、菊花紋章をはく奪し、船首にクレーターを開けて徳川方が操船する戦艦大和を揶揄する物だと推測した。その観点で言えば宇宙戦艦ヤマトの船体にさらには栄光のビッグEの名前を受け継ぐ宇宙船エンタープライズ号をひっくり返して乗っけて、さらにムサシという名前をはく奪し、船首には銀河と書かれた砲栓で波動砲を塞ぐ姿は二重三重にがんじがらめに封じられた「現代日本」への揶揄ではないかと思う。

 

しかし重要な事はその戦艦大和を揶揄している側の左翼こそが、憲法九条改正に反対し日本をがんじがらめにして米軍頼りを加速している側という事を忘れてはならない。恐ろしい事にそんな左翼連中が「米軍は日本を守ってくれない!」だとか「自衛隊は米軍に支配されて不満を抱いている」とか言って日米離反を招こうとするから支離滅裂なのだ。そういう連中が必死に福井の様な「保守派が米軍を憎んでクーデターを起こす」類型の映画やドラマを作る。つまり自分達の歪んだ反米思想を捏造の保守派像に実行させて喜んでる訳である。

関連→「左翼ヘイトストーリーの悪役は左翼自身の姿の法則」

 

つまり戦艦大和にエンタープライズを乗っけるデザインのもう一つの意味は、米軍に支配された戦後日本の左翼的揶揄である。だから反日左翼作家は繰り返し繰り返し悪の米国が日本を再び植民地にする!みたいな陳腐な作品を作り続け、武士かサムライみたいな言葉遣いのステレオタイプのガチガチの保守が何故かいきなりトチ狂ってテロを起こしたりする。繰り返しになるがそれほど米軍が嫌いなのに何故か憲法九条改正して国防力を上げる事には反対する矛盾。

 

そうした左翼自身が持つ矛盾も体現した異様な姿が波動実験艦銀河の姿だと感じる。

 

外部

 

ブログ内関連

 

ツイッター

主@moriezokikorro

副2@duralmin2 

twi以外、動画 掲示板 コメント欄 FB等未利用

 

↓↓↓ランキングクリック協力お願いします。

 


人気ブログランキング

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村