最近反日左翼TV局の歴史番組や通常の歴史本で勝手に通説扱いされている日本民族の成り立ち、二重構造説を完全否定しているムック本を発見した。

(通販画像)

 二重構造説とは、先に先住の縄文人の暮らしていた列島に、弥生時代に入り稲作を携えた新たな民族が中国と朝鮮半島から100万人規模で渡来し、一部で征服や戦争や婚姻をしながら混じり合い、それが日本の民族になった……という説である。

 

 こうした戦後新たに唱えられた説には怪しげな顔面再生やDNA調査などいい加減な物に基づく事が多い物であるが、こうした物を完全否定する本は実は非常に少ない。

 

 立ち読みした程度だが、このムック本では二重構造説の間違い、弥生人が一時期に大量に渡来して来た訳では無く、長期間に漸次に渡り四つ程の流入が続いたという事が書かれてある。

 

 

 ここからは自分の考えだが

 この著者がどういう方か知らないので、自分としては当然不十分な部分もあった。分量的にもムック本なのでスペースが無かっただけかも知れないが、重要な部分で触れられていない事が多いので書き足す。

 

 結局同じ混血では? という疑問

「なんだ、じゃあ結局流入してるから同じじゃないか!」と思う人がいるだろうが全然違う。例えば100人の日本語を使う無人島の集団の中に一日で200人の英語を使う白人の船が座礁して来たらどうなるだろう? もう次の日からその島の標準語は英語になり白人が支配層になってしまうだろう。

 

 では100人の日本語を使う無人島に1年に数人外国語を使う人間が小舟で辿り着けばどうなるだろうか? 100人の日本語を使う集団の中に3人英語を使う者が混じっても、その島の標準語は日本語のままであろう。当然言葉も文化も保たれる。婚姻してDNAに多少の変化があっても、民族の基調は変わらないという事になる。

 

 まさに弥生時代の成り立ちとはそんな物で、数千年前から1万年前レベルで既に形成されていた倭人=縄文人のアイデンンティティの中に少しずつ加算されて行ったのが真相で、短期間に一気に民族のアイデンティティの構成が変わる程に激動な流入や征服、大量渡来などは無かったと言える。

 

 

 女系遺伝子と男系遺伝子の違い。

 前から口酸っぱく書いているが、左翼系日本人の成り立ち解説でかなりの確度で一切触れられないのが男系遺伝子と女系遺伝子の違いである。女系遺伝子は母から母へ伝わり、男系のY遺伝子は、この遺伝子の違いで何が分かるかと言えば、その時代に主たる民族となった者達の素性が明確になる。

 例えば今現在日本人の多くに縄文人の男系遺伝子が残っているが、これは日本民族の構成がずっと変わらず、縄文人が支配していたという事実が分かる。時々これを嘘を付き、縄文人は4割しかいないとか嘘八百を書く本があるが間違いである。

 

 逆に女系遺伝子は母の系統であり、日本の場合この遺伝子に大陸系遺伝子が多く残っている。これが実は左翼歴史番組で「日本人の多くが大陸系遺伝子を持つ」と大嘘解説されている遺伝子で、実際には女系の遺伝子で、古代史に主役として活動していたであろう男性の歴史的な動きは全く関係が無い。

 で、もったいぶらずにはっきり書けば、男系遺伝子が縄文系で母系遺伝子が大陸系という事は、縄文人が大陸から女性のみ多く連れ帰ったという事実である。これが実は日本で大陸系遺伝子が増えた本当の真相である。

 これは実は荒唐無稽な事では無くて、南米に白人が侵略した結果、南米のある国の母系は現地人で男系は侵略して来た男系という事が実際に起きている。これは言うまでも無く白人男性が現地人の男性を大量殺りくし女性と多く交わった事を意味する。それと同様に以前に書いたが、朝鮮半島には昔は海洋民の倭人と農耕民の韓人が住んでおり、最初は倭人が南部の支配層であったが、次第に扶余だとかツングース系の騎馬民族が南下し支配的になった。だから韓国の現代の遺伝子は母系が元の韓人で父系が騎馬民族系ツングース系となっている。つまり半島南部の縄文系と韓人の男系は騎馬民族系に排除されてしまった訳である。

 

 重要な点は、日本の民族構成は男系は縄文系、母系が大陸系という、他国からの侵略では絶対にありえない構成をしている訳で、これを左翼は徹底的に隠している。

 これが成り立つのは、半島からアマゾネス軍団が攻めて来た場合のみである。

 

 日本で渡来人史観だの二重構造説だの言い出す者の多くがこの事実を隠している。最近何故か減ったが古代歴史番組の録画とかある人は見返したら良いと思う、絶対にこの「男系遺伝子・母系遺伝子」の事には触れずに「大陸の遺伝子ガー」言い出すから。

 

 もう一つ重要な事は上で書いたが、朝鮮半島の南部に倭人の地があり、そこに住む倭人が鉄を入手したり古くから農耕技術を導入したり交易したり中国の情報を仕入れたりしていた。これもTVは絶対に触れないが、新羅王家の一部は倭人、建国に重要な役割を果たした重臣の瓢公も倭人、さらに百済南部の前方後円墳の存在と、古くから朝鮮半島南部の倭人集団が、半島からの侵略の緩衝地になっていた。当然大量の渡来人など壁に当たってあり得る訳が無い。

 

 実は戦時中、日本は単一民族だと言って、それが侵略の原因になったと決めつけ、それを否定する事が戦後学会のテーマになり、事実をも歪ませる事が当然となってしまった。

 

 面白い事は二重構造説も古墳時代を過ぎると渡来人の流入は終わると言い出す点だが、古墳時代の終わりごろになると倭人の根拠地を完全に失う時期と同じである。つまり左翼が渡来人と言い出して言るのは、やはり「帰化人」=半島にいた倭人の帰国子女であり、全て倭人が能動的に行っていた事業である証明になる。もし本当に渡来人が半島からの一方的な侵入や侵略ならパタッと止まる事が不自然ではないか。もし本当に渡来人が侵入者なら、倭人根拠地という緩衝地を失った途端に激増しないとおかしいじゃないか。

 

 渡来人なる物が終わる時期と、倭人が半島に根拠地を失う時期、これがピタリと符号するのは、一方的受動的渡来人など無く、全て倭人の能動的活動であったという証明になる。

 

 元の本の話題に戻るが、朝鮮民族の成り立ちだとか、アイヌ民族への疑義だとか割と保守的な話題が書かれてある。

 

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