今日ツイッター上で不可解な動画を見た。内容は稲田朋美議員の明らかに二つの動画を不自然に組み合わせた物で、まず第一に「国民の生活が大事なんて間違っている」と発言した後に、次の継ぎはぎ動画で「LGBT法に対する理解を求める内容」で最後に「国民が血を流す事が大事」と締めくくり、稲田朋美議員があたかもLGBT法によって日本の生活を破壊する事を望むかの様な内容である。

 

は?

これが明確に間違っているのは「稲田朋美氏の有名な小沢一郎の国民の生活が第一発言への批判」を明らかに曲解している事である。※稲田氏自身が方々で小沢一郎の発言批判を繰り返す内に言い間違いで「国民の生活が大事は間違い」と言った可能性も考えられるが、意図としては小沢一郎の「国民生活が第一」発言への批判であろう。

まず「小沢一郎の国民の生活が第一」とは何かを解説しなければいけないが、これは旧民主党の選挙の為に小沢一郎が編み出した標語で、左翼的に「国防安保や改憲よりも経済政策だけをしろ」という意味であり、改憲を党是としている自民党への批判である。

分かりやすく現在の観点で言えば、例えば沖縄米軍基地の辺野古移転に反対する玉城デニー等の感覚に似ている。沖縄米軍基地辺野古移転は基地の騒音や危険性に悩む地元住民の生活の為に、ひいては米軍の存在その物も沖縄と日本の国防安保=安全な生活の為にある訳である。所が玉城デニーの様な反対派は「県民の生活を第一に考えれば新たな公害等を生む基地移転反対」と屁理屈を言っている訳である。一種のレトリックである。

 

そうした発想に対して稲田朋美議員は保守として過去、国民の生活が第一という小沢一郎民主党のスローガンは実は結局は国民の生活を蔑ろにする物だ、真に国民の生活を大事にするならば、日本全体の国防安保や日本の歴史も大切にする保守的な思想が重要である、と言った訳である。

 

証拠

「防衛増税は正しい」稲田朋美氏に怒りの声…蒸し返される「国民の生活が第一なんて政治は間違い」発言

 

社会・政治 投稿日:2022.12.13 21:20FLASH
 12月12日、
自民党の稲田朋美元防衛相は、岸田首相が防衛費をめぐり年間1兆円強の増税を目指していることについて、「首相の方針は正しい」と語った。SNSでは、稲田氏の発言に怒りの声が相次いでいる。

「SNSで指摘されているのは、2012年4月に開催された『稲田朋美さんと道義大国を目指す会』における発言です。
 稲田さんは、『“国民の生活が第一” なんて政治はですね、私は間違っていると思います。私たちのいまの生活だけが大切なんじゃなくて、先人から引き継いできた大切なものを、私たちの子孫に引き継いでいく。その責任を果たすのが、政治家の役割だと思っております』と語りました。
 当時、民主党の小沢一郎氏が “国民の生活が第一” をキャッチコピーにした新党の準備をしており、稲田さんはそれを批判したのですが、

つまり知ってか知らずか、稲田議員が軽薄な小沢一郎の国家観を保守として批判した物を、あろう事か「LGBT法という悪法によって日本を破壊する=国民の生活が大事なんて間違っている」と明らかにミスリード的にきりばり編集してる訳です。

でもこれやってるの自称保守なんだけど、どう考えてもこのきりばりの方法って左翼丸出しだと思うが。

 

 

自分はLGBT法には大反対であり、いまでも無くすべきだと思っている。しかしこのLGBT法を利用して反日左翼が自民党批判=改憲阻止を狙っているなと強く感じる。自分は前から言い続けているがこれは「野党保守化の法則」と呼ぶ物である。

 

「野党保守化の法則」とは、野党は法案をあまり可決出来ない事を逆手にとって「するつもりが全く無い保守的政策」をばんばん出しまくって、中道リベラル的な政治が多い自民党を批判して追い落とすという手法である。もちろん野党=左翼なんで、本気で保守政策なんてするつもりは無い、ただ自民批判の為の方便である。

 

例えば一番分かりやすい話で言えば、安倍元総理という人は戦後レジュームからの脱却と改憲を目指した本当の正統派保守である。しかしその人が第二次安倍政権で真っ先にやった事は中国との関係改善であった。何故か?中国とは残念ながら経済的結びつきが強く、将来的に改善しなくてはいけないが、政権を安定化させる、つまり経済界から支持を得る為には中国との関係改善が重要という訳である。で長期安定政権を作って何をしたかと言えば、安保法案や特定秘密法案を制定して国防安保に努めた。これこそが真の中道で、戦後憲法に縛られた日本ではこの手法しか改憲は実現しない。

 

ところが、ずる賢い反日左翼は「野党保守化の法則」を使って「安倍首相は中国と関係改善するなんて反日左翼だ、真の保守なら中国と断交するはずだっ! 反日自民打倒!」とか言い出す訳である。

実は稲田朋美議員やLGBT法叩きにもこの様な手法が駆使されている。今現在日本の安全保障、特に対中包囲網については欧米の協力は不可欠である。所が欧米の殆どがLGBTだとか移民難民賛美の左翼に支配されている、そうした中で、日本だけが国際会議の場などでLGBT反対等と言い続けて中国包囲網だけ参加してと言えない部分がある。自分はもちろん反対だが。だから自民党は充分にこの法案が国民の生活が破壊されないように配慮して骨抜きにして可決した。

しかしそれを反日左翼勢力は好機とみて、野党保守化の法則により「LGBT法に積極的だった稲田朋美は左翼だぞ!」と左翼共が連呼してる訳である。

 

しかし自分が思うのは、例えばそういう稲田朋美議員叩きの中心的存在である、日本保守党支持者みたいな連中はどうだろうか?

百田尚樹はABC朝日放送という日本で一番左翼のテレビ朝日の系列で長年放送作家を続けて来たれっきとした左翼である。そういう人間を賛美してる連中が、稲田氏の言葉の一部だけを切り取って左翼だ何だと言う事はまんま野党保守化の法則である。しかもLGBT法に反対する理由が「この思想がアリの一穴になって皇室を破壊する」かららしいが、では同党が「世襲議員反対」を政策にしているのはどうなのか?LGBT法よりもどの様に考えても皇室の批判にしかならないと思うが。世襲議員反対なんて、人の立場だけで全否定する差別でしか無い。全くの極左の考えである。そんな連中が皇室を破壊するからLGBT法反対とかおかしいだろう。

 

しかもこうした連中はTBSのドラマ等を手放しで賛美する。

もちろんVIVANTなんて観た事もないし内容も知らない。何故なら大嫌いな反日TBS,オウムビデオ事件のTBSドラマだからである。所が天皇のお言葉は観て無いと豪語した百田尚樹はTBSドラマは観てるという、そしてそうした党首の支持者が「防衛増税に賛成」とした稲田朋美議員や岸田首相を滅多打ちにして、「自民政治を終わらせよう」と叫ぶ。まんま左翼じゃないか。

オウムビデオTV局TBSのドラマは観るけど、天皇のお言葉は観ない、変じゃないか?

実は百田尚樹の様な反天皇左翼をネット保守の多くが「保守」だと信じ込む所以は、「TVに出てて有名」だから、である。反日を批判するのに、その反日TVに出てる有名人だから信じるって物凄い矛盾だろが。

 

もう前々から薄々気付いていたが、今ツイッター上では保守を自称して「野党保守化の法則」を利用して自民党の改憲を阻止しようという工作が酷過ぎる。どうか保守の方々は目を覚まして欲しいです。

野党保守化の法則

・自民党支持基盤の経済界に向けた政策を親中批判する。

・ルサンチマンを利用して世襲議員や高収入を批判する。

・自分達こそ左翼なのに、何も実現出来ないという立場を逆手に取り、自民党は左翼だと批判する。

・数々の強行的な保守政策を掲げるが、実現出来る手段も手法も本気で用意しない。

=自民の足を引っ張り改憲を阻止したいだけ!

 

こんなのに騙されてる保守派の人々、目を覚まして!!

 

 

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