一体いつまでマスゴミは賽の河原みたいな行為を繰り返すのだろう。
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産科医が少ない足りない、医者の成り手が居ないと言う。そしてその原因の一つに医局の影響力低下を生んだ研修医制度を挙げる人もいるが、かつてマスコミは象牙の塔だ、白い巨塔だと、しきりに大学病院と医局制度が日本の閉鎖的医療の原因、これが無くなれば日本医療はばら色みたいな報道をしていなかっただろうか？逆に最近のＴＶタックルか何かで、研修医制度が地方の医療を決定的に破壊したとか得意満面でコメンテーターが言っていて驚いた。しかもそれも政治の責任らしい。これは産科医の訴訟リスクについても同じである。マスコミや文化人がしきりに医療ミスの負の面ばかりを強調した過去の歴史を忘れて、医者ばかり悪人扱いする。そして医者は自分の利益を追求してはいけない聖人扱いである。医者も人間であれば、規制や慣習の縛りが無ければ、より安全な方に向かうのは当然であって、それを不思議がり、誰かの所為にするのは非常に浅はかだ。
他にも規制緩和による、企業モラルの崩壊だとか多数の企業の参入による競争激化で従業員の賃金の低下だとか、労働時間の大幅増加に伴う事故事件の激増だとかもそうだ。今は猫も杓子も「規制緩和＝小泉改革が悪い」の大合唱だが、そもそも規制緩和ってこれもマスコミが推進していなかったろうか？官僚のガチガチの規制が自由な商業活動や、活発な起業を阻害して、経済の停滞の原因を生んでいる、これを規制緩和すればさらに今より経済が発展するとか言ってなかったろうか？何故ならば、規制とは官僚の既得権益であり、これを緩和すれば官僚の影響力を弱められて、日本はより『進歩的』な自由な国になると言われてなかったろうか？パッとソースを出せないのが残念だが、とても今のように『規制緩和した政府や国が悪い』なんて声はほとんど無かったような気がする。そもそも自由な起業でモラルが低下するのは、政府や官僚の責任では無くて、国民自身のモラルと民度の責任じゃないか？それを政府が規制緩和したから全て悪いなんて言うのは、注意してくれないから子供が遊具で怪我をした、責任を取れと叫ぶモンスターナントカとどこが違うのか？
今回の高校の制服審査事件もそうだ。かねてから、現場の教育者や学校の当たり前の、子供を強制したり叱るという行為を、体罰だ過度のストレスを与える行為だと言い募り、『子供を信用して信頼関係が芽生えれば全て上手く行く』というような、１００人に一人くらいにしかありえない美談を基準に、金八先生みたいな過度のドラマ性だけに酔ったような、非現実的な教育論ばかりをワイドショーのコメンテーターに言わせ続け、学校の指導力や統率力を徹底的に奪い続ければ、そのような状況下で、学校の為に何かしても結局小さなミス一つで、徹底的に槍玉に挙げられ、袋叩きにされるならと、何ひとつ問題無く事件や問題を隠し、自分の保身と出世だけを考える先生ばかりにもなるだろう。
それで先生がたまに何か事件を起こすと「聖職者はもう今は昔」と、もう生徒の為に一身を投げ打つ先生は居ないなどとしたり顔で言う。
でもそんな状況でなんとか学校を少しでもよくしようと、今回の先生のように新しい工夫をする先生がいると、またぞろ、「学校が生徒を区別するのはおかしい、不良を排除するのじゃなくて、育てるのが教育」などといい加減な事を言う。いや、しかしその学校や先生の指導力を徹底的に奪う行為を続けながら、どうして過度の期待を抱くことが出来るのか？お前はらは何様なのだ？不良の世話をマスコミが面倒みるのか？
政治やスポーツにも同じような事は多い。自分達で古きよき日本の制度や美点を徹底的に破壊したのち、それの本当の価値が知れて、取り返しが付かないことをしたと気づいた時に、マスコミがそれを全て他人事のように誰かの責任にする事が最近特に目立って多すぎる。もうマスゴミはいい加減誰々が悪い、何々が悪いというような安易な報道をやめるべきだ。
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