値幅の変化量が大きいほど、その次の足の値幅は大きくなるのか? | エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

先日、ランダムウォークについての記事を読んでいただいた方から、下記のような考え方はどうか?とのアンサー記事をいただきました。

『つまり大事なのはその足の大きさそのものではなくて、「その前の足」と「その足」の変化量。 それが大きければ大きいほど、期待と不安は強くなり「次の足」に影響される。 
その「次の足」と「前の足(その足)」の変化量の大きさが「さらにその次の足」に影響する。 
A 1→10→? 
B 10→10→? 
C 1→2→? 
これを3本のローソク足の長さだと考えて、?が1番強いボラティリティを持つのはAであり、次はBではなくCだという考えです。 』

非常に興味深い仮説だと思いましたので、これを検証してみました。
連続した3つの足の値幅の増加率を比較してみました。

データはドル円の60mの65,000件を使いました。
仮説としては、
「1本目の足の値幅に対し2本目の足の値幅の増加率が高ければ3本目の足の増加率も高いのではないか?」です。


これは、1本目から2本目の足が1000%以上増加した場合の3本目の足の増加率をグラフ化したものです。


これは、1本目から2本目の足が200%から499%増加した場合の3本目の足の増加率をグラフ化したものです。


これは、1本目から2本目の足が0.1%から49%増加した場合の3本目の足の増加率をグラフ化したものです。

これらの検証からわかったことは

1本目の足の値幅に対し2本目の足の値幅の増加率が高くても、3本目の足の増加率には影響がないということです。そしてこの3つのすべてのグラフにおいて、3本目がプラス方向へ伸びたデータよりもマイナス方向に反転したデータの方が多いこともわかりました。

1本目の足の値幅に対し2本目の足の値幅の増加率が低い方が3本目の足の増加率が高いということです。
ただ、これは増加率の比較なので、2本目の増加率が低いということは、2本目の値が相対的に低いものが多く、その影響がこの結果につながっていますので、比較するのであれば、3本目の足だけは増加率ではなく、実際の値幅でやったほうがいいかもしれませんね。
(後日、この部分も記事の追加をしたいと思います。)

今回は、結果として仮説の反証になってしまいましたが、自分の記事に対して、「こういう見方はどうか?」という意見を頂けたことを、とてもありがたく思っています。

これからも、ご意見や、こんなこと考えたんだけどどう?みたいなテーマがありましたら、気軽に連絡してください。