逆は必ずしも真ではない | エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

今日は、論理学の問題です。

命題「アイドルならばイケメンである」に対する。
対偶、逆、裏について考えてみてください。

対偶は、「イケメンでなければアイドルでない。」
逆は、「イケメンならばアイドルである。」
裏は、「アイドルでなければイケメンでない。」

さて、これらが真となるのはどれでしょうか?

論理学的な回答としては、対偶は真であり、逆と裏は必ずしも真でない。
となりますね。

上記の論理では、「イケメンでありアイドルではない」という存在があるからですね。

イケメンという大きな集合の中に、アイドルという集合が全て内包されているという状態です。

ただ、逆の「イケメンならばアイドル」とか真だと思いがちですよね。
でも実際には「アイドルではないイケメン」もいるわけで。

これを相場に、ちょっと置き換えて見ましょう。

アイドル→反転する
イケメン→Wトップ

「反転すれば、Wトップである」
これを命題にします。まぁ他の反転ももちろんあるんですが、今回が論理学の遊びとして、反転の理由はこれのみと考えてください。

この命題の逆は、「Wトップであれば反転する。」になります。
ここまではいいですね。
論理学上、この逆は必ずしも真ではないことになります。

この場合の「アイドルではないイケメン」は何にあたるのでしょうか?


答えは、「反転しないWトップ」の存在です。

何故、こんな話をしたかというと。

みなさんも、反転するポイントや、ブレイクするポイントを探すために
過去のチャートを見比べて、反転しているポイントをピックアップしますよね。

そうすると
「反転するときはWトップになっている」
「反転する時は、ストキャスがクロスしている」
「反転するときは、ボリバンの2σにタッチしている」
「反転するときは、一目の転換線にタッチしている」
「反転するときは、トレンドラインにタッチしている」
などなどが見つけることができると思います。

ただ、この逆が必ずしも真ではないということを理解しなければいけません。

「全てのWトップが反転するわけではないのです。」
もしも、「反転する時は、Wトップになっている」ということを
実践で使うために検証するには
「全てのWトップに見えそうな時が、本当に反転したのか?」という検証をしなければなりません。

もしも過去に遡ってチャートを検証するのであれば
Wトップで反転しているところを、どれだけ確認検証しても意味がありません。

過去のある時点からチャートを1本づつ未来に向けて表示させていきましょう。
その中で、自分の基準で「これはWトップだ」と思った所をチェックしていきましょう。
それが、1本づつ進めた時に本当に反転したのか?どうかをひとつひとつ確認してください。
つまりWトップの中で、実際に反転したもの、反転しないものを検証していくのです。

「反転する時は、Wトップになっている」という命題を確認したからといって
いきなり実戦でWトップで全て反転を売買したら勝てないですよね。

今日は、たまに間違った検証をしている方もみえますので、「逆は必ずしも真ではない」ということを解説させていただきました。