順張りと逆張りについて(後編) | エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

この記事の前編はこちらです↓
http://ameblo.jp/morienus/entry-11911877395.html

では、後編の逆張りです。
【エントリーとしての逆張り手法】

①ライントレードによる逆張り



②移動平均線による逆張り



③フィボナッチ比率による逆張り



④オシレーター系による逆張り



とりあえず、代表的なものを4つ例示しました。
順張りのエントリーと異なるのは、下がって来ているところを買わなければいけません。
かといって、適当に買うわけにはいきませんので、『ここで反転する』という根拠を持ってトレードをすることになります。

①であれば、「サポートラインに当たれば反転する」という根拠をもってラインに当たったところでエントリーをすることになります。

②であれば、「移動平均線に当たれば反転する」という根拠をもってラインに当たったところでエントリーをすることになります。

③であれば、「フィボナッチ比率のレートで反転する」という根拠をもってそのレートになったところでエントリーをすることになります。

④であれば、「オシレーターの売られ過ぎシグナルが出た時点で反転する」
という根拠をもってシグナルが出たところでエントリーをすることになります。

ただし、エントリーに際しての考える手順は、順張りと同じです。

最初に決めなきゃいけないのは、そのトレードにおける自分の損失許容額です。
順張りの時と同様に
自己資金を10万円として、その5%の5,000円を損失許容額とします。

そして、上記の様な何らかの根拠となるべきタイミングでエントリーするとします。
これを100.10とします。

次に決めるのは、ストップの位置ですね。
そもそもどうして買おうと判断したのか?これが大切です。
『A点で転換して、上昇するのでは?』と判断して買ったわけです。
この根拠となる仮定が崩れた時が、損切りする時なのです。
つまり、A点が転換点ではなかったことがはっきりした時です。
よって、損切りラインとしては、このA点の下に置くべきです。
これを99.90とします。
(もちろん、実践的な話であれば、もっとタイトなストップの位置も可能です。)

次に決めるというか決まってくるのは、取引量です。
許容額が5,000で、エントリーからストップまでの幅が20pipsです。
すると、買える枚数は、25,000通貨ということになります。

以上で順張りと逆張の基本的な概念の説明になります。

気づかれた方もいるかもしれませんが、両者では取引できる量が違いがありましたよね?
順張りでは8,000通貨だったのに、逆張りでは25,000通貨でした。

・順張りは、上昇を確認してから買うため、どうしても損切りまでの値幅が大きくなります。そのため、取引量を少なくしなければなりません。その代わり上昇を確認して買っているので成功率は高くなります。そして、損切りまでの値幅があるため含み損になっても損切までの時間も長くなります。

・逆張りは、反転を想定して買うため、損切りまでの値幅が小さくなります。そのため取引量を多くすることができます。その代わり、上昇を確認できない状態で買うので成功率が低くなります。そして損切りまでの値幅がないため損切りまでの時間が短くなります。

この両者はどちらが優れているというものではありません。
自分の性格によって合う合わないがあると思いますので、好きな方を選びましょう。
例えば
「負けると冷静になれなくて、感情的なトレードをしてしまう」という方であれば、負けることを減らさなきゃいけないので、順張り的手法をお勧めします。
「含み損を長時間抱えていると、プラスになった時に早く利確してしまう」という方であれば、逆張り的手法をお勧めします。

最後に、これを読んでいただいている初心者の方に
今回紹介したのは、概念としての説明ですので、これをこのまま実用して勝てるものではありません。
一番お伝えしたかったのは、損切りの位置を毎回固定の10pipsとか20pipsと自分の都合に合わせて決めるのではなく、相場の状況に合わせて決めるべきだということ。
そして、取引量も同様に毎回10,000通貨と自分の都合で決めるのではなく、損切幅と損失許容額から計算して決めるべきであること。

この二つです。
相場は、相場の都合で動いてます。そこに自己都合で参加したところで、こちらの都合に合わせてくれることはありません。だったら、相場の都合に合わせるしかありません。

次回は、今回の内容を踏まえて、自分が使用しているフィボナッチ比率による逆張りエントリーの紹介をしたいと思います。