間違ったテクニカル | エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り-t01

MT4には、一定のルールに基づいて売買していたら、どうなっていたか?というのを自動で検証できるツールがあります。
例えば、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスというシグナルで実際に売買していたら、どうなっていたかを、過去の実際の値動きの中で検証できるのです。

$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り-t02

こんな感じで詳しいテスト結果が出せます。
今年の1月から3月までのテスト結果です。
このサンプルシグナルは、いい結果にはなりませんでしたね。

$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り-t03

そこで、更に最適化ツールを使って、移動平均の期間を5~40の中で最もいい結果が出る期間を探します。37が一番いい結果になりました。

$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り-t04

期間を37にしてテストするとこんな感じです。素敵ですね。

$エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り-t05

では、まったく同じ内容で、4月から9月を検証してみると

惨敗ですね。

今日は、つまり何が言いたかったのかと言うと

よく、初心者の方で、『今回負けたのは、自分がルールどおりにできなかったことが原因だ』ということを聞きます。
では、本当にルールどおりにやったら勝てるのか?という部分を説明したかったのです。

単純な異動平均線のクロスにしても、長期線と短期線の期間設定の必要がありますよね。
今日は、40と12で勝てたとします。
それが明日も明後日も勝てるかといえば、それは勝てないのです。
では、常に勝てるような期間設定を探すことができるのでしょうか?
それは、永遠に見つけることはできません。

では、過去1年間で、もっとも成績がよかった数値を探し出すことはできます。
ただ、その数値を使って今年勝てるかというと勝てません。

現在の状況の相場の波動に応じた周期を設定することはできますが、それがこれから続く保証はありません。
だから役に立たないということではなくて、そういうものだとして、ツールとして使っていくのが正しい使い方だと思います。
イチローが使ってるバッドがあれば、あなたはホームランが打てますか?ということです。
バッドが悪いといって、いくらバッドを変えても、高いバッドを買っても、永遠に打てるようにはなりません。
自分自身を鍛えることが大切です。ある程度鍛えられれば、多少バッドが違っても打てます。

テクニカルツールは、そういう単なる道具だということを覚えておいてください。