にも関わらず、これをテクニカルツールとして表示できるソフトは、聞いたことがあまりありません。
パターン認識によるテクニカルツールです。
相場は、上昇と下降、拡大と縮小の小さな波を作りながら、全体としてのトレンドをつくっています。
エリオット波動では、相場は5つの波によって推進し、3つの波又はその変形によって調整されるという見方をします。(図:001参照)

そして、全ての値動きがこの波動によって説明されるというのが、開発者であるエリオットの考え方です。個人的には、すべてをこの波動で説明するのはどうかと思う立場ですが、この波動によって説明できることが多いという立場です。
では、実際にチャートを見て、この5つの波と3つの波をすぐに見つけることができるかというと、そんな簡単には見つかりません。
自分で波を数えてみるしかないのです。
その数えていく中で、絶対に守らなければならないルールがあります。
【ルールその壱】
第2波は、第1波の始点を抜くことはない。
【ルールその弐】
第3波が最も短い波になることはない。
【ルールその参】
第4波が第1波の価格帯に割り込むことはない。
もしも自分がエリオット波動をカウントしていて、このルールを破るような値動きがあったとしたら、それはそのいま数えているカウントが間違っていることになります。
つまり、最後の波が終わるまで完全にエリオット波動を確定できるわけではありません。
第1波ですぐにエリオット波動がわかり、それをトレードに利用できるという魔法のようなものではないのです。
つまり、常にエリオット波動の各波を仮定しながらトレードをしていくことになるのです。
しかし、これを知っているのと知らないのとでは、相場で売買をするときに格段に違いが出てきます。
おそらく一番見つけやすいのは第3波になると思います。例えば一番値幅が大きい第3波を見つけた時というのは、相場が高騰した時(急落した時)ということになります。
ではここで、どうしますか?
高騰しているので、押し目を狙って買っていくのか?戻りを期待して逆張りで売っていくのか?
これはそれぞれのスタイルがあるのでどっちでもいいのですが、大切なのは「今、第3波が終わって、これから第4波が始まるのではないか?」という視点で売買をすることです。
もしも、売っていくならば、まだ次の上昇の5波があるので、ある程度の下げ幅で利確することが大切になります。
押し目で買うなら、第3波の値幅に対して、一定の幅(フィボ等を参考に)は押すので、あまり小さい押し目を拾ってはいけないことがわかります。
この第1回目の講座で覚えてもらいたいのは
・トレンドは、5つの波によって推進し、3つの波によって調整される。
・3つのルールは厳守
の二つです。
今後も一緒に勉強していきましょう。
(このブログは、エリオット波動研究所用に作成しました)
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