ストキャスの調整方法について、ストキャスは、期間や移動平均の種類等のパラメーターがありますね。
これの調整について、どうしたらよいかを考えてみます。
まずは、期間を長く取ったものと短く取ったものと二つ表示させて比べてみましょう。50と10位で適当に。
どうでしょうか?期間を長く取ったものは、反転シグナルの回数が少なく、期間を短く取ったものは、反転シグナルの回数が多くなっているはずです。
どちらがいいのか?ということはありません。
その時の実際の相場の周期にあわせるのがベストということになります。
天井と底の周期がローソク足で20本分ある時に、ストキャスの周期を10にすれば、誤ったシグナルを発生しやすくなります。
逆に相場の周期が10本分の時に、ストキャスの周期を50にすれば、シグナルが出た頃には、時既に遅しとなります。
まずは、直前の相場の周期に合わせてみるというのがベストな方法です。
これを実践しようとすると、困る場面によく遭遇します。
それは、上下の周期が一定ではなくて、10本で天井に達したかと思うと、20本で底に辿り着くようなことがあります。この時は、どちらに合わせればいいのでしょうか?
答えは、どっちでもいいんです。というかどっちに合わせてもシビアには当てにならないからです。
更には、今まではピッタリ合っていた周期も今後も合い続けるという保証はありません。
あくまで、ストキャスを含むオシレーター系は、これまでの周期で相場が上下運動を繰り返すと仮定するならば、そろそろ反転しますよ。というシグナルに過ぎないからです。
では、そのいろんな状況を含めて、もっとも勝てる数字のセッティングは何か??
自分は一時期この答えを探すことに夢中になっていた時期があります。
MT4には、ストラテジーテスターという機能があります。
自分のつくったロジックでもしも実際に売買したらどうなっていたか?を検証できる素敵な機能です。オマケにパラメーターの最適化機能までついてますけどね^^
これを使うと、例えば2012年の前半1月から6月までの期間で、もっとも勝てるストキャスのパラメーターを簡単に出せます。
半年で初期資本を5倍にするパラメーターも簡単です。
ただ、その物凄い優秀なプログラムが7月に勝てるか?というと、おそらく勝てないでしょうね。
ここでフルさんは諦めずに、更に直近最適化プログラムを組んでみました。
毎週月曜日に直近1ヵ月で最も成績が良いパラメーターをセットするというものです。これも残念な結果になりました。
つまり、過去の値動きの数値をどれだけ複雑な計算式でいじりまわしても、将来に渡ってずっと勝てるパラメーターなんで造れないんです。
だから、期間の設定は大雑把でいいんです。
大雑把にしか決めれないという方が正しいかもしれません。だから、シグナルが出たからといって、すぐに反転売買をすると失敗するのも当然ですね。
ストキャスに限らずですが、テクニカルのシグナルは、絶対ではないです。
100回のトレードチャンスがあったとします。
テクニカルシグナルというのは、この100回の内、一定のルールに基づき勝てそうなものを30回抽出するという作業です。
もちろん、選ばなかった70回の中には、勝てたはずのトレードチャンスもあります。そして、選んでしまった30回の中には、負けてしまうトレードもあります。
そして、過去の100回を研究して、100%勝てるように抽出する方法を見つけても、その方法は次の100回で勝てる保証はないのです。
なので、テクニカルはざっくりと信用するくらいが丁度いいんです。
シグナルが出てても、何らかの違和感を感じたりすれば、トレードをすべきではありません。
テクニカルのシグナルが出たら、必ずトレードをしていては、勝てません。
テクニカルのシグナルはトレードをするための最低条件と考えましょう。