10代のころから常に本を手元に数冊おいてないと落ち着かない。とはいえこのところ読まなきゃならない実用書が多すぎて、でも、たまには!譲れない小説。戦国の梟雄、松永久秀殿を主役とした前作の『じんかん』も最高に面白かった今村翔吾さんの新作『塞王の楯』。大好きな石積集団穴太衆のお話。舞台は、朝倉氏滅亡の一乗谷からはじまり、本能寺の変後の日野城、関ヶ原の戦いでの伏見城、京極高次の大津城となれば、もう!もう!もう!なにをおいても読まないと!と読んでる最中になんと直木賞受賞!すごーい!今村さんも穴太衆もすごーい!スゴすぎる!!!そして自分が受賞したわけでもないのに、なんかすごく嬉しい
これも昨年秋に発売された関ヶ原の戦い人名辞典。5500円もするのでとりあえず図書館で借りる。読まなきゃいけない実用書はすぐ眠くなるのに、こういう趣味の本は何百ページでもぐいぐい読める。不思議よね。
10日程前に発売された奥猫4巻。歴史好きで猫好きにはたまらない組み合わせ。今回も滝山殿のねこ愛炸裂っ
来月は信長のシェフと信長協奏曲の新刊がでる。楽しみだ。そして、まん防あけたらとりあえず穴太、大津城跡、伏見城跡巡りをしたいな。『じんかん』もよかったが、『塞王の楯』もおもしろくてワクワクしてあっという間に読破。男性は初恋を大切にするというけれどそんなピュアさも心くすぐる。今は崩れた石垣しか残っていないような城が、タイムスリップし戦の真っただ中にいるかのように臨場感あふれる一冊だった
私もがんばって石垣積むぞ!