なんだか昨日は、もったいぶった終わり方をしてしまいましたネ。歴史あるカワイアハオ教会で、ある発見をして驚いた…なんて。

とはいえそれはごく些細なことで、発見という言い方は大袈裟だったかもしれません。それはリリウオカラニ女王にまつわることなのですが。教会最後部のロイヤルボックスに、新たにリリウオカラニ女王の肖像写真が飾られていたのを見て、ハッとしてしまったのでした(冒頭の写真)。

…ええ、普通の感覚では、何の不思議もないのかもしれません。カワイアハオ教会にはかつて多数の王族が通い、昨日お話しした「海からせり上がった教会」というニックネームのほか、「アリイ(王族)の教会」というニックネームもあったくらいです。

もちろんリリウオカラニも、かつて教会に通った王族の一人。しかも聖歌隊のオルガン奏者やディレクターも務めていたほどで、もしかしたら王族の中で一番深く、カワイアハオ教会に関わっていた方かもしれません。

それなのに。昨年までは、クヒオ王子やカアフマヌ王妃、パウアヒ王女など他の王族の肖像画が飾られていたロイヤルボックスに、リリウオカラニの肖像画はなかったのです。



その理由は、ズバリ、リリウオカラニと教会の間に、ちょっとした確執が生じたから(と私は解釈しています)。そのためリリウオカラニはある時からカワイアハオ教会を抜け、ほかの教会に通い始めています。

…というのも、1893年のこと。ハワイ王国が白人勢力による革命で倒れ、女王の座から退くことになったリリウオカラニ。さらに2年後にはクーデター計画に関係しているとの誤解を受けて逮捕され、イオラニ宮殿に幽閉されるという不幸な出来事がありました。

カワイアハオ教会は、当時ハワイで大きな影響力を持つ団体だったのですが、リリウオカラニを見殺しにしたといいましょうか。事件と全く関わりを持とうとせず、知らぬ存ぜぬで通したことを、リリウオカラニは自叙伝のなかで厳しく批判しています。あれだけ私は教会をヘルプしたのに! 私には何の手助けもしてくれなかった、と…。

そんなことから、幽閉が解かれた後、リリウオカラニが同教会に戻ることはありませんでした。釈放された直後から、同じくダウンタウンにある聖アンドリュース教会に通い始めたのです。

こういった経緯から、リリウオカラニの肖像写真がロイヤルボックスには飾られていないのだろう…。私はずっとずっと、そう解釈してきました。なのでロイヤルボックスに新たに飾られた新たな肖像写真に気づいた時、少々驚いたというわけです。

とはいえ、そんな悲しい出来事があってから、すでに120年以上ですものね。教会ももう、過去の軋轢を超えて、女王の肖像写真を飾ることにしたのかもしれません。あくまでも想像ですが…。

な~んてことを、コンサート中もあれこれ考えてしまった私。これって、あまりにも深読みにすぎるでしょうか? それとも? 

…皆さんはどう思いますか?


一昨日の夜は、ダウンタウンの美しい教会、カワイアハオ教会でのコンサートに行ってきました!

カワイアハオ教会は、オアフ島最古のプロテスタント教会。今の建物はカメハメハ3世時代に完成したのですが、当時はまだコンクリートもなかったので、カカアコ沖で切り出された珊瑚のブロックで造られております(そのため、海からせり上がった教会、なんて愛称があります)。

そんな歴史ある教会で、一昨日はハワイ・シンフォニー・オーケストラの無料コンサートがありました。無料…ということで、簡単なセッティングの短いコンサートなのかな? と思っっていたのですが、大間違いで。大がかりなフルオーケストラによる1時間もの音楽を、涼風が窓から吹きこむ2階席でゆっくり楽しませていただきました。素晴らしかったです!

…実は大昔、私が挙式したのもこちらの教会なのです。礼拝や教会見学にはたびたび来ていましたが、夜の教会でコンサートを楽しんだのは初めて。新年の教会で無料コンサートだなんて、ハワイ・シンフォニーもなかなか粋ですネ。誘ってくださったピアニストのCさん、有難うございました!

さて今回、そのコンサートの前後に、教会でフと気づいたことがありました。「あれ? こんなところに〇〇が飾られているワ」と、少し驚いた私。

…もったいぶるようですが、その発見については明日また、書かせていただきますね! またすぐお会いしましょう~。


皆様、明けましておめでとうございます! 本年も、どうぞよろしくお願い致します。

そして、またもブログ放棄の罪を犯してしまったこと、お詫び申し上げます。ごめんなさい~。過去3か月、あんなことも、こんなこともして、皆さんにお知らせしたかったのですが、仕事で書いて書いて、また書いて、が続き、正直、枯れはててしまいました。

今年はそんなことにならないよう(ネタをため込まないよう)、小まめにブログを書いていきたいです! それに、なんだか枯渇してしまった心の泉? を満たすために、また一層、ハワイのあれこれを勉強していきたいです。美しいハワイのこと、今後もいろいろお伝えしていきますね。

…そういえば。昨夜ご一緒したブログの女王、Cさんから、「ブログを書くのって習慣の問題なのよね」という、素晴らしい助言もいただきました。Cさんは忙しい方なのに連日、ブログを書いていてスゴイ。そうお伝えした時のことです。そうなのですよね。たまに書こうとするから、アッという間に1週間や1か月が経ってしまう…。

今年はCさんの助言を胸に、連日とはいかないまでも、なるたけ頻繁にブログを更新していきますので、どうぞまた覗いてやってくださいませ。どうぞよろしくお願い致します!

あ、冒頭の写真は、クリスマスを過ごしたヒロのファーマーズマーケットでの写真です。美しいアンスリウム、私も買って帰ってきました! 過去3か月、他島には月一の感じで行ってきましたので、またいろいろご紹介していきますね~。ALOHA!


毎日暑い日々が続いています。それも湿度が高く、家の中にいてもジメジメ、ベタベタ。ハワイではないみたい。

でも昨日の夕焼けは美しかったです! フと気づけば、家の中がピンク色で。慌てて外を見ると、オレンジ色というよりピンク色の空が広がっていました。まさに自然の芸術作品ですね。すっかり癒されました…。

さて! 今日の午後は、ハワイ州観光局のウェブセミナー。「カメハメハ大王の妻たち」に焦点を当てて、お話しします。日本とハワイを繋ぐ生中継ですよ~。お申込み頂いている方、後ほどお会いしましょう。そうでない方は、次回ぜひ!

では後ほど~。


なんと! 前回お話ししたホオクプの完成写真がなく。なので作りかけのホオクプ+クムフラのケアラ・チンさんの写真を代わりにお見せしております。

こちらはケアラさんが家で調理してきてくださったタロイモ、パンの実、サツマイモなど。本来はホオクプを作る人も少し食べながら…だそうですが(神と食べ物を共有するという意味で?)、この日は「火を通してから時間が経っているので、今日はやめておきましょう」とおっしゃっていました。



…日本だと、まずお供えしてからご相伴にあずかるわけですが、ハワイではそうでもないのですね。先に食べちゃってOKなの? と少し不思議になりましたが…。

その日訪問したプウコホラヘイアウには、古代のようにカフナ(神官)が常駐しているわけではないので、一度捧げたホオクプは自分達で処理。

そこで海辺に降り、ティーリーフの中身や、ティーリーフを細かくして、海に捧げました。お魚たちがその後、大饗宴を楽しんだことでしょう。何でもケアラさんのアウマクア(家族神。ハワイ&ポリネシアでは亡くなった身内が動物の姿を借りて一族を守るとされています)は亀だそう。なので自分はいつも亀が食べられるよう、最後にティーリーフも細かく割くのだ、とおっしゃっていました。



以上、いろいろと摩訶不思議…な、ヘイアウでの体験でした。Hawaii No Ka Oe!


今回の他島と旅では、現地の文化継承者の方々にいろいろ教えを受けながら、各地を回ったのですが。まず初日に向かったのがハワイ島コハラ沿岸の巨大なヘイアウ、プウコホラヘイアウです。

ここではクムフラ(フラの師)、ケアラ・チンさんがいろいろご案内してくれました。まずはいろいろヘイアウについて話を伺い、ホオクプ(お供え物)を作り、ヘイアウに捧げるチャントを学び…。

お供えが完成すると、いよいよ私達はヘイアウの下へ。ご存知の通りプウコホラヘイアウは、カメハメハ大王が諸国統一を祈願し、戦いの神クーに捧げるために建てた巨大なヘイアウです。

いろいろな逸話がありますが、今日はそれは置いておいて、と。ヘイアウの下にある供物台に供物を備える前、まずは全員でチャント。続いて、ケアラさんが(内容は不明ですが)新たなチャントを朗々と捧げた時、私はものすごく不思議な感慨を受けたのです。



今まで何度も見てきたプウコホラヘイアウなのですが、今回の印象は違いました。チャントを受けたヘイアウが、かつての威厳を取り戻し、石の遺物から真の神殿に変化(へんげ)したというか。世にも聖なる神殿が、この世に蘇ったかのような気持ちを覚えたのです。…クムフラのチャントに呼応して、ヘイアウに魂がこもったのではないでしょうか。

これまで何度も家族で訪れてきたヘイアウが、あんな風に見えたのはこれが初めて。何だか圧倒されてしまい、言葉が出ませんでした。皆さんはこれ、気のせいと思いますか? それとも?

…のっけから、素晴らしい旅体験だったのは間違いありませんネ。


他島には4泊で行って来たのですが、またもご無沙汰してしまいました。ごめんなさい~。生きてるの? 死んだの? と思われていたかもしれませんね。

ハワイ島、マウイ島、そしてモロカイ島の旅、めちゃくちゃディープで感銘を受けた旅でした。おいおいUPしていきますね。すごく刺激を受けた旅だったのですが、ホノルルに戻ってからが厳しかったです。あれもこれもやらねばならず。まだ7月の3週間の休暇から、すっかり回復していないようです(遊びすぎた罰?)。

…それにしても今回は、生涯初めて「原稿を落とすかも?」と不安になった日々でした。長~い記事、それも難しい内容で。ハワイのことだけではなく太平洋諸島全体がテーマだったので、すごく勉強しなければいけませんでした。図書館に通いビショップ博物館で学び、学者さんに会いに行き。しかも、原稿の字数がギリギリまで出なくてコワカッタ…。

が、何とか全て終了! 今はスッキリした気分で、これを書いております!

すぐ戻ってきますが、今日は無事生還のお知らせまで…。いつも遊びに来ていただいてMAHALO!  

(冒頭のお花は、ハワイ島コハラのマウナケアリゾートで見たアンセリウムです。こんなゴージャズなフラワーアレンジメントは、ハレクラニやカハラホテルでも見たことがありません。さすがロックフェラーの建てたホテル!)


ジップラインでガタブルしながら爽快体験をした私達。ランチに向かったのが、すぐ近くにあるフキラウマーケットプレースでした。

フキラウ…はポリネシアカルチャーセンター併設で、フードトラックやレストラン、ギフトショップ、ベーカリーなどが集まっている楽しい施設。こちらは入場無料なので、ノースショアにお出かけの際は覗いてみてくださいね~(清潔なトイレもあります)。

早朝から出かけておなかペコペコだった私達。ボリューム満点! のロコモコやカルビ&ガーリックシュリンプのミックスプレートを食べて、大満足でした。下の写真の2点で合計$30以下ですから、良心的ですよね~。



ほかにもクレープの屋台やメキシカン料理、スムージー、アイスクリームの屋台などがあり、またじっくり出かけたいと思っています。

さて、実は明日から4泊5日で、ハワイ島&マウイ島の旅に出発です。今回はハワイ州観光局の文化プログラム、アロハプログラムINハワイが他島で開催されることになりまして。11月にも同様のイベントがありますが、今回に限っては同プログラムの上級検定に合格の方々を対象にしたディープな視察旅行なのです。マウイ島から、日帰りでモロカイ島にも行きますよ!

初モロカイ、またご報告しますね! では行ってきま~す!



ナー・パラパライのコンサートの日は、それはそれは忙しかったのです。なんと日中は、ノースショアでジップラインに挑戦!

日本でも登場していますが、ジップラインとは、渓谷のあちこちに建てたタワーをケーブルで結び、滑車にぶら下がって滑りおりていくアクティビティ。遊園地でも絶叫系マシーンが大の苦手な私が…こんな恐ろしいことに挑戦したのは、もちろん仕事のためでした(ため息)。

ですが、そのクライムワークスは全米でジップラインの設営やギア開発に関わってきた会社で、自営のジップラインをハワイにオープンして5年。無事故かつ評判もごくいいので、行って来たんですね~。

それにここはケーブルが隣り合って2本あるので、主人と一緒に飛べるし~と思ったわけなのですが…。1本目の前、一緒に飛ぼうと横の主人を見てみると、顔が引きつっていました。それを見て、心底怖くなった私。ですが、1本目の後はだんだん慣れてきて、8本目を終える頃にはすいすい…かどうかわかりませんが、結構楽しんでました! 最長のケーブルは800メートルもあって、スピードも出ます。

しかも途中にはグラグラ揺れる吊り橋が3か所もあるし、安全ロープをつけて飛び降りる箇所もあって(3階建ての高さから!)。この年でこんなことして大丈夫? 私? と自分で自分が信じられませんでしたが、無事終了。頼りがいがあって楽しいスタッフのお陰もあって、よい時間を過ごすことができました。



このクライムワークスはカフクのケアナ農場の中にジップラインを設営していて、途中マカダミアナッツやアップルバナナを試食する楽しみも。何より、遠方のノースショアの海を望み、背後にはコオラウ山脈が迫るというセッティングが最高でした! ジップライン、皆さんにもオススメですよ~(ブルブル…)。7歳から90歳までOKだそうで~す。


レイバー・デ―の3連休が終わりました。家族でのんびりできました~と言いたいところですが、結構、怒涛の3日間(笑)。またポリネシアン・カルチャーセンターに出かけたり~。怒涛というか有意義、かな?

たとえば土曜日の晩は、近所のハワイシアターでナー・パラパライのコンサートを観てきました。シアターはハワイアンな装いをした人々でいっぱい! フラ関係の人々&ミュージシャンもたくさん駆けつけていて、それは華やかでした。

今回は、ナー・パラパライの再結成コンサートと銘打っていたので、彼らの音楽をすごく楽しみにしていたのですが。その実、過去のミス・アロハ・フラ(メリーモナーク・フェスティバルのソロ部門優勝者)をフィーチャーしたコンサートで、少し想像とは違っていました。

もちろん、それはそれで素晴らしかったです! 古くは40年以上も前のミス・アロハ・フラから今年4月に選出されたばかりのダンサーまで、23人が登場。翌日のコンサートではまた20数名が登場したようです。



過去のミス・アロハ・フラである現クムフラ&有名なダンサーの踊りは、さすがというか、一つ一つ胸を打つもので、ものすごく気合が入っていましたね。ただ踊る感じではなく、一世一代の踊りというか、全身全霊を込めて踊っていたと思います。

しかもそのミス・アロハ・フラのクムフラがすでに亡くなっている場合、なんだか、生徒のお踊りに亡きクムフラが透けて見えるといいますか。フラというのは各系統ごとの踊りが世代を超えて何十年、何百年も継承されていくものだけに、各ダンサーの背景に、過去のクムフラ達の姿が見えるような、不思議な感慨を抱きました。

ただ…。正直な気持ち、もっと純粋にナー・パラパライの音楽も楽しみたかったような気もする私。フラも素敵だけど、もっとおしゃべりとか、ナー・パラパライの魅力をストレートに楽しみたかったな~。そういうコーナーもあってよかったのではないかな?

な~んてことを、あの豪華なコンサートの後に考えるのは、贅沢というものでしょうか? …やはり私は、ひねくれ者なのかもしれませんネ。