
ハワイは3連休を迎えていますー(月曜日はマーティン・ルーサー・キングJrの記念日)。そして…今日はハワイ王国が倒れた日でもあります。
1893年の1月17日、ホノルルでのアメリカ海軍の示威行動を背景に親米派を中心にした白人勢力が王国を転覆したのは、こちらでふれた通りです。
…厳密にいうと、ですね。実はその時、リリウオカラニはクーデター派に対して降参したわけではありませんでした。いったん退位して、アメリカ政府に調停を依頼することにしたのですね。
というのもカメハメハ3世の時代に似た事態が起こった時、そのような計画が功を奏したことがあったからです(在ハワイのイギリス領事と一部の軍人が暴走してハワイを占領した事件。詳しくはこちらです)。
実際、リリウオカラニ女王の要求を受けて事態を調査したアメリカ政府は、ハワイ王国が不法に倒されたことを認定。リリウオカラニ女王の復権を命じたのですが…。親米派は聞く耳を持ちませんでした。「これは内政干渉だ!」とアメリカの言い分を拒否して、ハワイ共和国を設立したのです。
そしてハワイ王国に同情的だった当時のクリーブランド・アメリカ大統領が退くのを待ち、次のマッキンリー大統領に代替わりしてからアクションを起こし…。ついにハワイはアメリカに併合されることになったのですね。ハワイ王国転覆から、4年後のことでした。う~ん、王国を倒した親米派、なかなかの知能犯でしたね。憎いことに…。
例年ならこの日、イオラニ宮殿やハワイ州政庁周辺でさまざまな式典が行われるのですが、今日はどうだったのでしょう。こんな時なので、宮殿周辺には近づけなかったかもしれません。私も宮殿には出かけなかったので、冒頭の写真は先週撮ったリリウオカラニの御姿でございます。
…と、今日もまたセンチメンタルになってしまいましたが…。リリウオカラニ女王よ、永遠なれ!










