今日も暴風雨が続くハワイです。毎日陰気な写真は見たくないと思いますから、暗い空の代わりにワシントンプレイスの庭に咲くクラウンフラワーをお見せしますネ。リリウオカラニ女王の愛したお花です。
昨日は、本当にあちこちで倒木があった模様。うちの近所としては、歩いて2,3分のヴィーンヤード大通りでも木が倒れたようです。大通りの上下4車線が閉鎖されたそうなので、かなりの大木が倒れたのではないでしょうか。
夫はそこをちょうど通過し、パリハイウェイ経由でカイルアに行ったはずなのですが、倒木のことはなぜか一言も言っていませんでした。無事、カイルアから帰ってこれて本当によかった!
さて。昨夜、ブログを書いたあとに聞いたのですが…。主人が嵐の中スーパーボウル観戦パーティに出かけたのは、ハワイ島に引っ越していたある友人が来るというので、久々に会いたかったからのも1つだそうです。そのA氏は主人より年上で、すでに70代。最近、ALSに罹っていることが判明し、仕事をリタイヤしたばかりでした。
ALSといえば、全身の筋肉が少しづつ委縮して動かなくなる難病ですね。あのジョン・ホプキンス氏がかかっていたことで知られます。主人はその話をちらりと聞いただけだったので、昨日のパーティで本人から詳しく聞こうと出かけたというわけです。そんな理由であれば…。嵐の中ですが、行ってもらってよかったデス。
A氏が思ったより元気そうだった一方で、夫が驚いたのは、彼がALSにかかったであろう原因の部分。A氏は高校を出たばかりの頃にベトナムで従軍しており、ドクターに「その際に米軍が散布した枯葉剤が遠因だろう」と言われたというのです。
「そんな、まさか!」と思った無知な私がちょっとリサーチしてみると。実際にベトナムで従軍したアメリカ人の間でALSの罹患率が高く、アメリカ政府がその補償に乗り出しているのだそうです。そのためA氏の治療費も、全て政府が負担するとか。
枯葉剤といえば、ダイオキシン系の猛毒ですよね。神経系統を侵すほか、発がん性もあるとんでもない物質です。今なおベトナムでは被害が続いていると聞きますが、戦後50年たって、アメリカでも、しかもこんな身近なところで被害が出るなんて…。A氏の話を聞いて、ものすごくショックでした。
実はALSでは、コロナ中にも友人のカメラマンが亡くなっています。治療法はまだなく、進行を遅らせる薬しかないのだと聞いていますが…。近いうちに画期的な治療薬が生まれることを、願ってやみません。A氏のためにも…!
