以前ちらりと触れたのですが、ダウンタウンのイオラニ宮殿隣には、上の写真のような立派なハワイ州立図書館があります。ハワイ中にある州立図書館の、こちらが総本山。私も大変大変お世話になっており、こちらに足を向けて寝ることなどできません(笑)。
中庭のある2階建ての建物は、1913年建設。先日、私の通う「ハワイ太平洋セクション」に仮設展示があり、それを読んでビックリしました。なんとこの建物は、アンドリュー・カーネギー氏の寄付金により建てられたそうです。
展示によると、カーネギー氏は当時のハワイ準州知事だったウォルター・フレア氏に条件をいくつも出し、「これが全部クリアされた暁にはハワイの図書館のために10万ドルを出しましょう」と述べたとか。フレア知事は無事すべての課題を達成し、カーネギー氏は約束を果たしたのだそうです。
「実現は無理だろうと思っていたのですが、それらの条件がすべて満たされて…」というカーネギー氏のコメントが紹介されていて、クスッとしてしまいました、私。110年以上も前の10万ドルといったら、大変な金額です。カーネギー氏も立派なら、頑張って寄付金を確保したフレア知事も天晴れです!
この逸話を知ってふと見れば、図書館の入り口にはカーネギー氏の胸像が。いつもあったのでしょうが、気が付かなかった私。カーネギー氏はただのお金持ちではなく、素晴らしい人格者だったのですね。
しかもカーネギー氏はアメリカ生まれではなく、元はスコットランドからの移民とか! そこの部分にも、たまらなくジーンときてしまいました。


