今日は、前回

 

の続きです。

 

 

オランダに来て初めてできたお友達

マレーシア人のエレイン。

 

 

お互いシングルだったので

私がオランダに来て初めての年越しも

一緒に過ごす約束をしました。

 

 

彼女の方は、オランダに来て長いらしく

色々なことをよく知っていました。

 

 

「ハーグでは、大晦日の日に

 街の中心部で花火大会があるから

一緒に見に行こうよ!」

 

と彼女が言いました。

 

 

「いいね!楽しそう!」

 

 

そして、その後彼女から

ハーグのinternation グループで

皆で一緒に花火を見にいく会を見つけたから、

せっかくならと、その会に一緒に参加することにしました。

 

 

そのグループは、夜の花火の前に

ランチの会もやっていたので、

暇人な私とエレインは、

 

ランチから参加することにしました。

 

 

大晦日当日。

 

集合時間の午後1時にランチ会の会場となっている

カフェに行きました。

 

少人数のこじんまりした会でしたので

テーブルもちょっと大きめのテーブル1つに

収まっていました。

ほとんど初めて会う人ばかりでしたが、

一人だけ、先日のクリスマスパーティーで会って挨拶を

交わした人がいました。

 

 

彼は、そのランチ会の主催者でした。

 

 

でも、見渡しても、エレインがいません。アセアセ

 

 

あれ、と思っていると

エレインからメッセージが来ました。

 

 

ごめん、ちょっと遅れていて、

まだ家を出ていないけど、

すぐに向かうから…

 

ということでした。

 

 

そうか、遅れてくるのね…

と理解し、新しく会う人たちとランチを楽しみました。

 

 

でも、

ランチの終わりごろになっても

まだエレインが来ないのです。

 

 

食事が終わり、コーヒーも飲んで

団欒の時間も終わり、会に参加したメンバーの

ほとんどは帰って行きました。

 

 

でも、まだエレインが来ない…

 

その時、主催者の彼が

 

「結局、エレイン間に合わなかったね…」

 

と声をかけてきました。

 

彼は、先日のクリスマス会の時に

エレインと話したことがあるので、

彼女とも少し面識があったのです。

 

 

「そうなんですよ... 今、向かっているというのですが

 全然来ないから、本当に向かってるのかわからない

ですけどね(笑)」

 

 

ランチ終了後からエレインと夜の花火までを

一緒に過ごす予定だった私は、

家に帰るわけにもいかず、

そのカフェでエレインを待つことにしました。

 

 

そこでその場にまだ残っていた主催者のその彼と、

話し始めたのです。

 

その人も、その後の花火大会にも

参加することになっていました。

 

 

「この間のクリスマス会の時、ちょっとだけあったね。

オランダに来て長いの?」

 

 

そんな普通の質問から始まり、

 

今オランダに来て、こっちで生活していくために

必死で色々とやっていること、

今までのこと…

 

などなど、話が尽きることがなく

 

気がついたら悠に3時間はたっていました。

 

 

結局、エレインはなぜかそのカフェに現れることは

ありませんでした。

今となっては、エレインは何をしていたか

不思議なのですが、とにかく

主催者の彼がいたお陰で、

 

暇を持て余すこともなく、彼と親しくなる機会ができたのです。

 

 

初めて長く話したのにも関わらず、

気まずい沈黙や、話に困ることが全くなく、

自然に深い話ができたのが不思議でした。

 

これが、その後私の主人となる人の出会いでした。

 

 

続く