(vol.327) 2024/5/28(火) 大雨による水害・ピンチがチャンス | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

夜中から降り続く大雨。朝6時半には大雨警報が発令された。小雨の時間帯に畑を見に行き、念のために溝をジョレンできれいにして水が抜けやすくしておいた。以前掘り上げた溝や排水溝への出入口部分はうまく機能していると思う。

 

一時的には水に漬かってしまったけど、高畝にしているので野菜は無事。幸い強風ではないのでトンネルやネットも問題なし。育苗ハウスも少し溝より高くなっているし、苗自身は地面に直置きしていないので問題はないことを確認できて一安心。

 

気になったのは泥ハネ。きゅうりで6苗だけ草マルチをしていなかったため、この6畝の苗にはがっつり泥ハネしていた。すぐに草マルチを株元に敷き、午後からのさらなる大雨に対応することにした。裸畝には草マルチは必須

 

どんどん強まる雨。火星圃場ではついに土手部分が決壊。溝を掘っていたがそんなことはまったく関係なく、最終的には小川と用水路と畑とたんぼが同じ水面になるほど浸かってしまった。今はソルゴーしか植えていないけど野菜を植えていたらかなり影響を受けていたと思う。今後は水に漬かっても少しでも早く排水できうようユンボで溝を深堀りし、夏以降は高畝をしっかりと立てていこうと思う。水についたのが8月に実施予定の太陽熱養生処理前でよかったのかもしれない。

 

とりあえず早速ユンボをレンタルすべく、「小型車両建設機械特別教育」の資格を受けられる場所を調べ、申し込み完了。ミニユンボが今後自分で扱えるようになると大掛かりなこともできるようになるので楽しみ。ハウスを建設する前に溝堀りは必須だと思うので、自分でやるのか、業者にやってもらうのか、業者とも相談しながら決めていこうと思う。

 

 

嬉しかったのはこの水没状態になって、ユンボで溝堀をしようかなと近所の先輩農家さんに相談したらすぐに会っていただいたこと。ご自身も忙しい中、状況を聞いていただき、いろいろとアドバイスをいただき、感謝しかない。溝堀だけでなく、会計ソフト、出荷調整場作り、収穫イベント、包装時のシール貼り方法からインボイス制度に至るまで話は多岐に及び、参考になることばかり。ピンチがチャンスには絶対になると思う。この機会を逃さず、いろいろと対策を打っていきたい。

 

幸い、明日からは晴れが続くので何日間で水がはけるのかしっかりと観察していこうと思う。水はけが数年後にはどれくらい改善されるかを見るのも楽しみ。

 

もりちん