(vol.286) 2024/4/17(水) ジャガイモ施肥・マルチ張り | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

芽が出た状態のじゃがいも(キタアカリ)の種芋が20個いただけたので植えることにした。今まで学んだことを活かして、施肥設計をして月圃場での初施肥に挑んだ。ニコニコ

 

窒素は14㎏/反。中熟堆肥(ヒューマス)のC/N比が低いため、堆肥(オーガニック853)を多め(窒素量6ː4)とした。カリは上限以上にせず、基本的には追肥なしで進める考え。追肥する場合は、ミネラルとマンガンが先、翌日に窒素と鉄を投入するようにする。

 

種芋は10㎝くらいの深さに植え、そこから下に芋ができてくるが、肥大化する芋の周りには無窒素となるよう施肥の深さは20㎝くらいまでとした。

 

施肥した直後に水分が飛ばないように素早く黒マルチを手張りで実施。除草、湿度、温度管理には黒マルチが便利だと思う。ゆくゆくは草マルチで管理できるようになりたい。少し時期が遅くなったのが心配だが、小さい面積なのでしっかりと水の管理と観察をして育てていく。

 

育苗ハウスでは熱くなってきたので基本はサイドを開けているが、抑えにショートタイプのパッカーを使うと便利。また、ビニールの端を閉じ込むのではなく、くるくると内側に巻き上げ、その時点で一番上になるビニールのみを閉じ込むことできれいに張れることがわかった。見た目、機能を考えて日々改善していく。一方で、きれいにはった防草シートだが、下から雑草が押し上げてきているのが気になる。遮光性は高いので突き破るまでにはならないと思うが、上に何も置いておらず、普段は人が踏んでいないので少し心配。様子を見ていく。

 

キエーロも分解があまり進んでいない様子。もともと投入した土が粘土質だったことが大きいと思うので、改めてスコップでザクザクと何度も切り返し、空気を送り込んでみた。これで難しければ米ぬか、納豆菌など無料で手に入るものを投入してみようと思う。

 

観察することが増えてくるのは楽しい。

 

もりちん