(vol.235) 2024/2/12(月) オーガニックエコフェスタ・収穫体験農園 | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

2月9~11日の3連休を利用して、徳島で開催されたオーガニックエコフェスタに参加した。今年で10年目を迎えるということで農産物コンテスト「身体に美味しい農産物コンテスト」では新たにスポンサー賞が設けられ、バージョンアップされている中、自分たちで収穫したロマネスコが最優秀賞を受賞しました。でももっと嬉しかったのは自分が施肥から播種、収穫まで全て行ったホウレンソウが参加検体数が多い野菜の中で優秀賞は逃しましたが、上位4検体にノミネートされたこと。これは素直に嬉しい。野菜のレベルを測るのは難しいけど、数値(糖度、抗酸化力、ビタミンC、硝酸イオン、食味)で客観的に診断して、第三者に評価してもらって表彰されるのはうれしい。

しっかりと土壌分析、施肥設計、葉面散布などを学んだことを実施していけば、これらの数字は高くなり、美味しい野菜を短期間で有機栽培で提供できることが確信できた。実際に新規就農者の方で優秀賞を取られている方がいたので僕も頑張ろうと思う。

 

今年から始まったスポンサー賞。野菜セットに入れてもらったり、ネットで宣伝してもらえる副賞は効果抜群だと思う。めちゃくちゃレベルが高いがぜひ狙いたい。

 

併設している直売所は連日人でにぎわっていた。安いし、美味しそうなこともあるけどPOPのつけ方やきれいに見える工夫も各自されていたのがわかった。大きい直売所はレベルも上がるし、人が人を呼ぶのでいいなと思う。淡路島の直売所では玉ねぎの皮を売ったりしている方もいて、いろいろと試すことができるのも直売所の醍醐味だと思う。

 

以前トライして野菜不足として診断されたベジメーターに再チャレンジしたところ、570gで野菜をしっかりと取れているという結果だった。350g以下だった場合は野菜をもらえる企画だったので、僕は何ももらえなかったけどそれはそれで面白い企画だと思った。

 

翌日には自分たちの野菜をマルシェで販売。この日のために名刺も用意したので来られた方に配布させていただいた。前日に野菜はしっかりとした大型冷蔵庫に入れさせてもらっていたので新鮮な野菜のままで陳列でき、売れ行きもよかった。

 

3連休の天気は最高だった。子連れだったのであすたむランド、イングランドの丘を周って観光を楽しんだ。イングランドの丘では野菜の収穫体験ができるようになっていて、一つ一つが安いわけではないがきれいに畑が管理されていて、気軽に野菜に触れられるようになっていた。ここまで作り上げるのは難しいけど、今後こういった企画などがあれば参考にするために見ていこうと思う。

 

二家族で2日間満喫したが、旦那さんが農業大学校の先生ということで、有機栽培が一般的にどう捉えられているか、農業大学校ではどんな勉強をしているのか、これからの個人農家はどういった機械を導入してくべきか、どんな野菜がおススメかなどなど聞くことができて、本当に充実した旅になった。近い将来、旦那さんにも僕の圃場を見てもらいたい。ありがとうございました。

 

もりちん