(vol.193) 2023/12/6(水) 露地葉物収穫時注意点・出荷調整スピードアップ方法 | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
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露地葉物を収穫しているが、どうしても泥がついてしまう。泥がついていると出荷調整時に時間がかかってしまう。どのようにすれば出荷調整時にスピードアップできるかアドバイスをいただいた。

 

基本は水がついているときは露地葉物は収穫しない。よって、雨が降る場合はその前に収穫すること。野菜同士が引っかかっていると折れてしまうので軽く震わせながら分離させて抜く。

 

コンテナを引きずらない。コンテナ下から土が入る可能性がある。地べたには野菜を置かない。

 

コンテナに入れるときは葉を壁側に付ける。根っこが中側に来るようにして2段3段とテレコで積み上げていく。

 

抜く、切る、双葉、外葉、折れた葉を取り除く。小さいものや汚れがひどいものは捨てる。大きすぎるのは出荷できるサイズに畑で調整し、出荷調整場には出荷できるもの以外持ち込まない。ハサミより包丁で切ったほうが泥が付きにくいと思う(泥をふき取りやすい)。できるだけ野菜と触れる時間、面積を少なくすることで傷みを避ける。

出荷先によってサイズが決まってくるが、サイズがわかるようにコンテナにマーキングしておくとわかりやすい。

 

収穫したら乾燥を防ぐため、濡れ新聞をかけておく。

 

 

その日に袋詰めができない場合は、袋に入れて冷蔵庫保管。

 

萎びたまま袋詰めすると見栄えが良くないので、萎れている場合はしばらくコンテナに野菜を立てて水に漬けておくと復活する。その後、水を切って袋詰めするが水気を切らないと袋に水がたまるので注意。

 

出荷調整場に持ち込んだ野菜をいかに素早くパッキングできるかで採算が大きく変わる。アドバイスとして以下のことを教えていただいた。

・立ったまま作業する場合は取りやすい高さに全てのものを調整する。

残渣をすぐに捨てられるようコンテナの下の台のコンテナに入れるようにする。

・出荷個数が決まっている場合は、先に袋を数えてその分だけを出しておく。

シールを先に張っておくほうが早い。(シールではなく、袋に印刷してしまうこともあり)

・一袋に梱包する重量分の野菜を先に出荷予定の個数の倍数でセットしていく。(30パック出荷なら、6パック分×5回)

・シールを作る場合は1面に20枚など数えやすいように面取りすると数えやすい。

ターンテーブルを自作し、重量を測ったら置いて回すというやり方もあり。数えやすいし、動きが少なくなるので効率があがる。

・ガッチャンやセロハンテープ貼り以外にも熱接着する方法も楽。

 

早く、きれいに、丁寧に。

 

もりちん