堆肥作りのために定期的に行っている切り返し。牛糞堆肥の方はもう温度が下がってきていてだいぶ完熟に近づいているので今回は切り返しはせず、生ごみを処理できる2次処理堆肥の方を切り返し。もみ殻や葉っぱなどの大きい有機物が多いのでなかなか分解が進まないこともあり、今回は水分を70%くらいにして実施してみることにした。今後の温度の上がり方に注目したい。
土壌分析を個人圃場でも行い、必要な自然肥料を散布。小さい圃場は簡単だし、面白い。中国で一般的に食べられていて、面白そうな茎レタスに挑戦する。またパクチは秋播きもできるとのことなのであわせて栽培してみる。
個人経営において、収益をしっかりと出していくことは重要なこと。そのためにはしっかりとした野菜ごとの原価を出せることが大事。原価計算についての講義を受けたのでメモを残しておく。
・葉面散布は農薬ではないのでJAS審査の際に誤解を招かないよう葉面散布費とする。
・抜けそうな項目として、変動費であれば葉面散布費、緑肥費用(堆肥費用)、固定費であれば車検、リース代、給与(自分で設定)、社会保険(給与の20%程度)、保険(傷害、自動車、共済)、修繕費(設備購入費用の5%)がある。
・利益は20%以上を目標にしないと来年の種代が回らなくなる。(給料とは別)
・売値は手数料を引いた価格。
・1反あたりの収量、労働時間に換算する。
・1㎏あたりの原価、売値に換算する。
・過去のデータが参考になってくるのでしっかりと項目をつけないと意味がない。
もりちん