(vol.82) 2023/7/12(水) 田んぼ酵母菌散布・土壌分析・有機JAS | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

たんぼに補肥をしたので翌朝8時~10時に用水を流してもらうよう依頼し、そのタイミングで酵母菌を投入。

酵母菌は前日にカルキ抜きした水道水を30℃に温めておいたので、朝にイースト菌とキビ糖を混ぜて2時間後に使用。ぽたぽたと流れるようにして1時間程度で全て流れるようにする。コックを緩めているだけだと空気圧で酵母菌がうまく出なかったりしたので、定期的に田んぼに見に行き、しっかりと出ているかどうかを確認することが大事。

 

水がすべての土を覆ったら再び用水の堰を止めて、完了。手間としてはそんなにかからないので、これで有機米がとれるのであればぜひやってみたいと思う。水稲をメインにすることは難しいけど黒豆や麦との輪作にすることもできるし、米が作れるといろいろと話が広がっていく可能性を感じている。

 

また、全16か所の土壌分析を実施。当初は1か所を実施するだけでも半日以上かかっていたが、2時間程度で16か所を完了。だいぶつかめてきた。面白い。

 

有機JASを実際に取得されている方のお話をお聞きした。

・売上600万円以上を目指すのであれば有機JASは必須。

・2か所の継続審査で30万円程度費用がかかっている。

1か所で20万円程度は費用がかかると考えた方がいい。(補助金も申請できるので要確認)

・評価する機関は全国に20ほどあるが、東京のJONAが有名でバイヤーからの信用度が圧倒的に高い

・評価する機関によって見積もりの出し方は面積なのか枚数なのかも違うので自分にあったところを選ぶといい。

 →勉強のためにも相見積もりをしてみようと思う。

・EUやアメリカの有機マークも条件を満たしていれば貼ることが可能になっている。

・日本で有機が売れているのは圧倒的に東京。

・東京の中でも外国人が多く住むエリア(特に大使館周辺)は飛びぬけている。

 

もりちん