《国の重文 萌黄の館@神戸北野》

 

鯉川筋にある群愛飯店本店で開かれる中学クラス会に出席したい...と連れ合い。

金曜土曜と予定がなかったジジイも 同行しましょ...てなノリで神戸へ。

お留守番猫と戯れまくった後、前泊ホテルのチェックインタイムに合わせて米原駅から三ノ宮駅まで直通の快速電車に乗れば...楽ちんで経済的。

西へ向かう時は 米原で、東なら岐阜羽島で Park & Rideというのがうち流。

ド田舎暮らしなんで 神戸に来れば 夜は美味い酒と肴を求めて...ふらふら。

ホテルから目と鼻の先に グーグル高評価の海鮮専門居酒屋があり

なんとその金曜当日は 開店20年記念日やったがや。

刺盛りも大サービスで また来よっと思わせる素晴らしさ!

食べきれんという連れ合いを 途中のホテルにドロップして 

ジジイは生田新道を渡り 毎度お馴染み高架下の餃子専門店へトコトコ。

ラストオーダー21:30にギリセーフ。

翌朝は いつも通り5時に起床して早朝散歩。

ホテルから開門前の生田神社の縁道をトコトコ行けば...酒場特有のすえた臭いが残る東門筋。

新入社員歓迎会の時に 配属課一行の誰かが ここでチンピラの肩に触れ...一触即発。

こちとら...土方(つちかた:どかた)馬方(うまかた)船方(ふなかた)の三方(さんかた)のうち荒い船方を使う側の会社やったんで 課長の啖呵は迫力あったねえ。

すごい世界に入り込んだなあ...と、妙な感動にひたった覚えがある大昔。

そして西村珈琲店の脇からハンター坂を上がり 宝石商が集まるパールストリートへ曲がれば...カトリック神戸中央協会の鐘。

思い出ポロポロ... 義父の紹介で この近くの華僑の宝石商を結婚前に訪ねたっけ。

結婚指輪を買いに来た遠い記憶。

北野坂に折れ...連れ合いとのデートスポットを探すものの

当時の店は 見事に消え去り...今浦島やん。

特にスタバが入っとるこの建物などは...移転・移築されたけど 住人のヒストリーはなかなかドラマチックかも。

10時~16時頃なら観光客がわんさかのこのエリア...

早朝なんで 北野町広場も ごらんの通り

日本のジャズ発祥の地 神戸ならではやね~。

ジャズがモチーフの像が点々と、愛嬌を振りまいてござる。

猫の像を見れば 愛猫イブキちゃんが心配になるジジイです。

国の重文 風見鶏の館(旧 トーマス住宅) 前も 朝なら静か~。

写真撮るんですんませ~ん...と バイクで来たにいちゃんに退いてもらってカシャ。

冒頭写真の萌黄の館 前にも...でっぷり。

港みはらし台(標高約120m)まで登って 神戸の街を見下ろす。

眼下の うろこの館(旧ハリヤー邸)も

外国人倶楽部の一段上にあるお宅の塔も 異人館エリアを彩る。

山手八番館

オランダ館

左が ウィーン・オーストリアの家、右がデンマーク館

英国館(旧 フデセック邸)

で、ジャ~ン!

ジジババが 40数年前に 挙式したところ。

昔はもっとシックな建物やったけど....ね。

そこから西に延びる山本通り(異人館通り)を歩けば

こんなオブジェがあったり

神戸バプテスト教会... ホント ここはどこの国って感じかな。

昔よく来た北野アレイは 寂れまくり...アジサイがただ咲くのみ。

お店のショーウィンドーには マトリョーシカ...ロシア土産の定番。

フレンチの店 旧グラシアニ邸

神戸ムスリムモスク

早朝100分独り散歩を終えて ホテルに戻り 連れ合いと7時から朝食。

大浴場で汗を流してから...今度は連れ合いを誘い出し 近くの生田神社へ参拝。

生田の森を抜けて またまた北野坂を歩いて登れば

お洒落な店先に 見たコトがない花。

ちょうどブロ友さんの記事にこの花があったんで ラッキー。

色っぽい? フトモモ科 

フェイジョア属のフェイジョアの花とな。

別名 パイナップルグアバという通り、結実すれば 食べられる果物になるんやね~。

土曜朝2度目の風見鶏の館。

大声で話す韓国や中国の団体さんが 既に集まり始めていましたよ。

萌黄の館も開門して混みそうやったんで...いそいそと立ち去る。

人混みを避けた裏通りでも異人館の趣のアメリカハウスや

ジャイナ教 バグワン・マハビールスワミ・ジェイン寺院の前に出たり...で、

好奇心ツンツンされまくり。

結局 合計3時間もの エキゾチック世界旅をした気分になれた土曜朝でした。

その後 連れ合いはクラス会へ、ジジイは 明石城跡に向かったのでした。

やっぱエエねっ神戸は!