朔日の晴れ間には 麦畑にコンバインが入り...麦秋もアララ...と幕閉じる。

草刈りから1ヶ月しか経たん自宅周りの空き地は このところの雨で...草ボーボー。

エクセサイズを兼ねて草刈りでもしよかっ...てな感じで電動草刈り機を肩からぶら下げ 腰を振り振りシュワ~ンシュワ~ン。

200坪ほど草を刈ったのが昨日で、 脇腹斜め上の背筋が痛てて..の今朝です。

完全に運動不足が祟っとるやん。

でも、ご近所さんも同調してそれぞれに草刈りしてくれるんで 区画全体の 美観はすこぶる良し。

統一感のない街の乱雑を嘆く前に せめて自宅周りは美しく整えとかんとね。

お散歩趣味の村の衆が コースに入れてくれとるのは 歩いて気持ちエエからなんやろね~。

さて 先日立ち寄った史跡を 記録しとこ。

養老町観光ボランティアガイドエリアは 養老公園内に限定したまま...

でも ちょいと足を延ばせば 秣の滝と同距離で 柏尾寺址に行けるがや。

1562年頃 信長に焼き討ちされ、今は金堂の礎石が点々。

背後の斜面から出土した五輪塔が 化野(あだしの)の証かな。

多宝塔跡の礎石を 林の中にチラ見して行けば...

石仏が 円錐状に積み上げられた もっこり。

いわゆる 柏尾廃寺の千体仏です。

ツツジが彩を添え

BGMは鳥のさえずり....

石仏一体一体のご尊顔は

素朴にしてエエ表情してござる。

ぐるり回って

夫婦石仏なんぞも しげしげ

兵火や自然災害....はたまた疫病で 共に倒れたんやろか....

なんて思いながら...切り株の上に立てば

右奥に もう一山の石仏群。

行って 見返せば...  やっぱ不思議な趣。

心霊スポットという噂は 一切ありませんが....

雨の日や 夕暮れ時には 行くのをためらうスポットかも。

では さらばじゃ....

家に帰って 珈琲豆挽いて珈琲タイム。

みょうがちと 書かれとったけど、この季節限定の みょうがち(ソラマメ餡でみょうがの葉で巻かれた餅)を食べながら  国際交流イベント ”歴史探訪ツアー”の準備を少々。

バスの中 ウクレレ伴奏に合わせて全員で ”琵琶湖周航の歌”を歌おう....なんてね。

歌詞を ローマ字でWordに書き入れながら...琵琶湖を想う。

 

柏尾寺が焼き討ちされた時には 阿弥陀如来像が 彦根に避難して 今は龍潭寺で祀られてます。

かように西美濃南西部と近江北東部は 大昔から 深い縁で繋がっとるでね~。

 

6年前の6月2日の拙ブログをつけときます。