GW後半の楽しみと言えば....
多度大社の上げ馬神事(4-5日)か 垂井曳軕まつり(2-4日)の子供歌舞伎というのが...ジジイのお気に入り定番。
共に600年越えの歴史を誇るお祭りですから。
上げ馬神事の方は 動物虐待か伝統か...喧々諤々の議論の末、多度大社参道横の崖が緩斜面の坂にされて実施とのコト。
全ての馬が簡単に駆け上がれるとなれば 豊作を占う意味なんか ないやんか。
多度大社の氏子に嫁いで ばあさんとなった従妹と桟敷席からの観覧も考えたけど今年は見送りしとこ。
で、5月2日に垂井曳軕まつりの試楽へ。
例年なら 伊吹山の谷筋に少し残雪があるものの 今年は ありまっしぇ~ん。
コロナ禍明けGWは垂井の方ばっかりに足が向く。
こちらの方が混雑しとらんでね。
今年の一番軕...攀鱗閣(はんりんかく)の曳き回しを見たいので
中山道 垂井宿の 南宮大社石鳥居前に10時に来てみれば....
まさにドンピシャ。
ホイッサ~ホイッサ~...の掛け声で 軕(やま)がギシギシ。
長浜の曳山まつりの時もそうやったけど...
涙腺が緩むほど押し寄せる感動の波。
先導のじい様には古い商家がよ~似合うね~。
そしてギシギシ
屋根の上の若い衆も 扇子を上げ下げ ホイッサ~
沿道には 小さな団扇を振り振り 掛け声をかけて迎える幼稚園児
旧 中山道沿いには 江戸期の建物も点々と残っており...
雰囲気はこんな感じ。
ここには見付跡もあり
江戸期にも同様に歌舞伎が演じられてきたと思うと感慨深い。
途中 電線に引っかかる為 はずされていた鏡が 軕の上に立てられ
歌舞伎用の舞台が整えられて 準備万端。
この軕は関ケ原の大工、大垣の塗り、養老の彫りと近隣の匠の技の集大成かな。
今や重文やでね。
見送りは 約4百年前の中国の「蓬莱のつづれ織り」らしい。
そこに 8~11歳の小学生 役者がギシギシ曳かれ...
担がれて舞台へ
「伽羅千代萩(めいぼくせんだいはぎ)御殿の場」の始まり始まり...
ですが、
昨日の子供歌舞伎観劇の後に 帰宅して150坪ほど草刈り…またまた 本日も200坪ほどの草刈り三昧。
てな訳で ジジイは疲れたんで 演目の見どころは次のブログで~。
《次回へと続く》
参考までに昔の記録、つけときます。