《マルヒェック(Marchegg)の湿地》
昨晩の雨嵐がうそのように今朝からは晴れたんで
夏野菜苗を植え付け易いように 畝の最終整備をセッセセッセ。
でも空は黄砂で ぼんやり霞む一日でしたね。
作業を終えてスマホを見た夕方....
新卒入社同期のT君が 飲酒して帰宅後...入浴中に急逝したとの訃報連絡一斉メールがあり....えーっ...と、絶句。
四か月前にはN君が すい臓がんで逝ってしまったし。
60歳代のアラ古希とは言え、26人の同期のうち 既に4人が鬼籍に入ってしまうとは...。
たまたま 前回のブログ記事に引き続き16年前の春の写真を公開しようと用意していたのがコウノトリの営巣地。
スロヴァキアとオーストリアの国境となっているモラヴァ川の氾濫原で、
オーストリア側の マルヒェック城の裏に拡がる広大な自然保護区を歩いたのは2008年4月5日の土曜でした。
ベビーを運んでくると言われる鳥だけど...
ジジイにとっては、白黒の横断幕のようで
人生の終いには 魂を持ち帰るようなイメージがありますね~。
この世は無常であり非情です。
兄が50歳代で突然死した時には 何か怒りにも似た感情が湧いたしなあ。
野生ヒアシンスとか ツバメオモトの仲間かと思ったけれど
さっぱり判らん花々。
ケマンかエンゴサク系の植物かな?
日本では見たことがない山野草に出会えるのも楽しい。
その翌週の4月13日には ブラチスラヴァ郊外のマーレ・カルパチア山地を 歩いてました。芽吹き前の樹林も美しかったなあ。
ハイキングルート上には こんな展望塔が立つのがスロヴァキア流。
森の中の小径を歩けば...可愛い山野草たち。
やっぱ野生のヒアシンスかなあ。
ルリソウの仲間かなあ...
自然の営みと同じく...人もくたばれば土に還る。
そこから花も咲く。
そして食糧も与えてくれましたよね。
この時期には 行者ニンニクを採りに行って 肉と炒めたり...おひたしにしたっけ。
てな訳で...Sudden death が来ても 悔いが残らんように
今を楽しく生きようとの思いを新たにして...
T君の冥福を祈ります。