《昭和の名水百選 菊水泉@養老》
昨日は全国的に気温が上昇したようで当地でも14℃...春ですね~。
こんな時に予定がなければ 直ぐにストック2本取り出して
ノルディックスタイルで速歩速歩とタッタッタッ...。
自宅から森を抜け養老公園へ。
火曜日休園なんで 広~い空間は独り占め...
誰もいないキャンプ場(元 パークゴルフ場)の偵察にトコトコ。
大垣赤坂の金生山の向こうに白山がポカリ。
元のフェアウェイもティーグラウンドも快適なテントサイトに変身しており...
人工的な”自然”の中に身を置きたいファミリーには最適なのかもな~。
まあ、ご時世ですね。
霞んでいたものの 御嶽山や木曽山脈の眺望も良し。
いつものように季節の変化を探して スタスタ 滝谷へも。
岩の割れ目に根をはる楓の幼木をみつけて...ホ~ッと息吹を感じる。
すると...
渓流の瀬音に混じり どこからか 鳥のさえずり...
じっと待てば ミソサザイが現れましたよ。
春になると ここで見る事ができるんよね~。
ズーム倍率が低いコンデジなんで これがやっとこさ。
鳥の鳴き声図鑑から... どうぞ。
寒々しい中に 春の気配が
するような...せんような...養老の滝。
でも、木漏れ日が差す養老神社では 苔色が春でしたね。
昭和の名水百選に 養老の滝と 菊水泉がセットで入っとるけど
ジジイは 岩間から湧き出るこちらの菊水泉の方が 若返り伝説の水やと思ってます。
そんな泉の水が流れ落ちて 水の玉となり...いかにも水温む春の感じ。
元正天皇も聖武天皇も通った古代のお滝道は マメヅタ這うこの石垣の上...
やっぱ日差しも春やね~。
いつもの定点観測スポット 不老が池と千歳楼。
疎水沿いには もう ウグイスカグラの花が 数輪咲き始めており...お~っ。
クロモジも芽吹き
ヒサカキの花芽も そろそろ芳香を放ち出しそうな陽気かな。
せせらぐ水辺の風景を独り味わう贅沢です。
休園日の養老ランドに差す陽光が優しいし...
芝生広場から見る 濃尾平野もぼんやり春霞。
御嶽山も乗鞍岳も白くフンワリ。
さて帰ろうかと テニスコートの脇を抜け...
白梅が満開の中を歩けば...ジジイにも活力がムクムク。
昨日のBS1 ヒューマ二エンスの再放送「”死の迎え方” ヒトの穏やかな死とは」で、
ジジババの役割は「孫に死にざまを見せるコト...」と言うとったけれど...
妙に納得できてしまったなあ。
実践したろ...と改めて決意したジジイにも水温む春がまたやって来た。