名古屋の某小学校6年生の児童34人が関ケ原古戦場記念館へ社会見学に来るというので、平日だけど展望室でのガイドを依頼されたジジイ。

もう一人のガイドは同じ中学の後輩で、彼が合戦の陣跡を説明。

次に ジジイは 6年生と同じ10代で戦場に立った武将 小早川秀秋のエピソードを話して、人生の岐路について皆に考えてもらいましたよ。

尾張の武将クイズも出し、答えてくれた子を褒めてあげれば...笑顔がかえる。

無事終えりゃ..上手い連携プレイでしたと言われて...テヘヘ。

そんな火曜に伊吹町から来られたお客さんが 金土日曜の昼のみ蕎麦屋をしてますと名刺を出されたので、連れ合いと 米原市伊吹のお店へ行った金曜日。

店のHPによると「伊吹在来そば」の起源は約千年前から。

平安時代後期、伊吹山中腹に開かれた山岳仏教寺院 太平護国寺の修行僧たちが栽培してきたモノ。

その寺の集落の集団移住で一時期 途絶えたものの 峠地区で細々と栽培されていたものを発見して量産化したらしい。

 

蕎麦好きのジジイは 当然 その手打ち十割蕎麦もりそばの食べ比べ。

下の写真は丸抜きの半盛りで、撮り忘れたもう一つは黒っぽい挽きぐるみの半盛り。

伊吹大根入りの天ぷらもつけちゃって...少し食べてから慌ててカシャ。

食べ差しにてご免。

そばがきもね。

全ておいしゅうございました。

今週は 桑名~米原をうろちょろしてまったがや。

その気さえあればミラクル史跡ワールドやと再認識できるエリアやん。

この伊吹集落は 関ヶ原合戦で負けた石田三成が敗走したルート上にあるし、古代のヤマトタケルノミコトが伊吹の神から敗走。

なので店の近くの伊夫岐(いぶき)神社も参拝して

境内を探し回るも なんら説明板がないのが残念。

拝殿と本殿の間に...残雪をにらむ狛犬が佇むのみ。

振り返れば 今週も伊吹三昧やったかな~。

そして〆は 本日の 山城シンポジウム。

近濃とは 近江と美濃のコトで、その境目の城について 城郭考古学者の中井均センセの基調講演が午前。

午後は 長浜市・米原市・関ケ原町・垂井町の学芸員さんが語る山城調査 最前線のリレー報告。

小谷城・横山城・鎌刃城・長比(たけくらべ)城・苅安城(上平城)・玉城・松尾山城・菩提山城の 深堀り研究成果が聞けて とっても充実した一日やったなあ。

 

これらの山城は 全て登ったコトがあり ブログに書いたし、勿論 伊吹山の雄姿がバッチリのヴューポイント。

古い知識を 最新のに上書きできて...嬉しや。

伊吹の恵みっていう感じかな。

 

そんなコトしとるうちに黄梅も咲きだしたY。