《鞆の浦 常夜燈》
余命半年で逝った同期の友のコトもあり...会える時に旧友に会っておきたい欲がムクムク。
2024年賀状に自分の携帯電話番号を手書きしたら...学生時代の後輩からも反応あり。
(街おこし関連Bizサポートの)福山はもうすぐ卒業かも...賀状にそう書かれとったんで...ならばと互いの都合を確認して先週日曜に速攻でしょ!
先ずは日本遺産の鞆の浦へ。
駐車場近くに 大伴旅人が詠んだ むろ(ネズ)の木の歌碑。
『吾妹子(わぎもこ)が 見し鞆の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞなき』
数年前に筑紫へ下る際に妻もこの鞆の浦の景色を見たんだよなあ...と、大宰府長官の任期を終え帰京する旅人(たびと)が 筑紫で亡くなった妻を ここで偲んだ歌。
西暦730年のコト。
美しい景色は 愛する人を想い起させるんやろかね~?
...で、その上の對潮楼(たいちょうろう)へトコトコ。
江戸期に朝鮮通信使も宿泊した迎賓館
日東第一形勝 の扁額... 通信使が この景色を日本で一番きれいだ~と褒めて書いたげな。
おだやかな瀬戸内の海と島々。
連れ合いと愛猫のコトなど 一切 思い浮かばなんだ ジジイですけど...何か?
坂本龍馬率いる海援隊の「いろは丸」と紀州藩の「明光丸」が鞆の浦沖で衝突。
海難審判と言うか談判がここでも行われたとは 興味深い。
そしてレトロな望遠鏡を覗けば...
向かいの島の弁財天福寿堂がボヤッと
そして江戸末期の漁網の商家建物へ入り
ガイドさんに教えてもらい 暦に関する八朔を知る...フムフム
旧暦の8月1日(新暦8月30日頃)に 収穫前の稲穂を神様にお供えして 豊作祈願をしたのですよね。田の実(たのむ)の節句。
知らんコトまるけで 恥ずかしい限り。
宮城道雄が父の出身地 鞆の浦あたりをイメージして作曲・演奏した『春の海』。
その像が鞆城跡主郭にある 歴史民俗資料館 脇にありました。
そこから見える新春の海
♫ チャ~ララ~ チャラララ チャ~ララ...
街へ下りれば...岡亀保命酒本店
昔 福山城内にあった長屋門がここに移され...店となり
後で又寄りますと言いながら 冷やかしてまったがや...すんません。
でもその薬味酒の酒粕を駅で買いましたよ~ん。
その甘酒飲みながらブログ書いてます。
森下仁丹の創業者 森下博さんの故郷やし
そして鞆の浦とくれば...常夜燈のある風景
映画のロケ地として有名かな。
いろは丸展示館は 時間足らずでスキップ
階段状の岸壁と 乗下船用の雁木(タラップ)が潮待ちの港らしいなあ~。
福山の両隣りの 倉敷や尾道に観光客は流れがち。
でも 福山は 観光資源がよ~けあるがや。
室町幕府最後の将軍 足利義昭の史跡や
関ヶ原合戦に参戦した安国寺恵瓊が手を加えた枯山水庭園の備後安国寺
... 史跡ザクザク。
リニューアルした福山城や明王院の国宝の五重塔もあるやん。
観光資源が多いのに 福山市はPR下手なのかもね~...と、芋焼酎の酔いにまかせて ほざくジジイ達。
興に乗って 正月にラインで繋がった札幌の旧友に ライン通話を入れるも...うまく聞こえず話せず。
使い慣れとらんしね~で、ギャハハハ。
かように福山の おでん洋食 自由軒の 夕べは早く過ぎ行く。
美味かった~。
M君 おおきにね…次は割り勘よ〜。