こんにちは、森野たかまさです。

 

本日の建設委員会では、市が所管する施設の「指定管理者の業務実施状況(令和7年度評価等)」についての報告が行われました。

その中で私が特に注目し、強く市側に改善を求めたのが、市営の有料駐輪場、とりわけ地元である五日市駅周辺の駐輪環境についてです。

 

建設委員会が所管する数多くの施設の中で、唯一「C評価(改善を要する)」となっていたのが市内31カ所の有料駐輪場でした。

利用実績が目標を約118万人下回ったことや、設備や清潔度に対する満足度の低さが主な要因とされています。

背景には、定期登録料金の値上げに対して利便性の向上が実感されず、一時利用への切り替えや民間駐輪場への流出があったとのことでした。

もっと解像度を上げて、駅ごとの詳細な利用状況を確認しようとしたところ、市側は31施設全体の総数しか持ち合わせておらず、各駅の個別実態をその場で示せない状況でした。

 

そこで、「五日市駅周辺は逆に駐輪場が足りていない」という声を聞く、と私の方から提示しました。

 

市の認識を質したところ、市側からも五日市駅周辺で駐輪場が不足しているという意見は把握しており、放置自転車対策事業も含めて現場の利用状況を定期的に確認していること、そして次の指定管理期間の更新に向けて実態把握を進めている旨の答弁がありました。

 

五日市駅周辺は自転車等放置規制区域に指定されており、市は放置自転車を即時撤去することができます。

しかし、放置を規制するのであれば、利用者が安心して止められる受け皿としての駐輪場を市が責任を持って確保・整備することが大前提です。

市からは道路空間の活用やラックの増設といった手法が挙げられましたが、ラック増設だけでは使い勝手や収容力に限界があります。

市が主体となって用地の確保や民間地の借用など、抜本的な対策を進めるべきだと強く求めました。

 

広島市では「自転車都市づくり推進計画」のもとで道路や駐輪の整備が進められていますが、施策が市内中心部(デルタ地帯)に偏りがちに見えます。

しかし、五日市駅をはじめとする周辺地域の拠点は、多くの市民が通勤・通学で利用する大切な生活の足です。

公共交通の利用を促すためにも、駅周辺の駐輪環境の充実は欠かせません。

今後迎える指定管理の更新時期に向けて、単なる書類上の評価や指導に終わらせず、五日市駅をはじめとする現場の実態に即した駐輪場の確保と利便性向上につながるよう、引き続き議会からしっかり働きかけてまいります。