こんばんは、森野たかまさです。


広島市では、新しい公共交通体系づくりに着手しています。


これからの人口減・高齢者会に向けて集約型都市構造を形成する上で、公共交通体制を強化することが狙いです。


新しい公共交通は四つの階層を持つイメージです。



一つ目は基幹公共交通ネットワーク。

JR、アストラムライン、広電宮島線、基幹バス、広島空港リムジンバスなどがこれにあたります。


二つ目はデルタ内準基幹交通ネットワーク。

路面電車やデルタ内アクセス補完バスがこれです。


三つ目は郊外部補完公共交通ネットワーク。


郊外部アクセス補完バスのことです。

これは都心付近でバスの系統がかなり重複しているので、都心と郊外の間に新たな拠点を設け効率化することなどを計画しており、人口減社会でも運行回数を減らさないなどの効果が期待できます。

最後は地域公共交通ネットワーク。

今までの三つのネットワークでカバーしきれない地域の交通を担い、住民の生活交通となるネットワークです。

地域バスや乗合タクシーがこれにあたります。




本日から、私の地元美鈴が丘で、巡回乗合タクシー『りんりんタクシー』の実験運行が始まりました。

乗合タクシー自体は他地域にもあるのですが、基幹交通と連結するものばかりで、その場合国の補助金が受け取れます。


補助金は市からのみで運行するのは、広島市では初めての試みで、非常に注目されています。

実験運行にまで漕ぎつけたのは、地域の方々の強い情熱で、心から敬意を表したいと思います。


これからどんどん高齢化を迎える住宅団地を活性化させる為に、大切な事業です。

美鈴が丘の皆さん、是非「りんりんタクシー」をご利用ください。

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