こんばんは、森野たかまさです(^^)


蓮舫議員が国会でうちわ型ビラの是非について質問されました。


「そんなくだらないこと、国会で質問するな」という声が多いように感じますが、この うちわ型ビラについて取り上げた点は、なかなか面白いと私は感じました。


うちわ型ビラは、現行の選挙制度の曖昧な基準を表している一つだと思います。


そこについて議論が深まれば良かったのですが、蓮舫議員は終始それを作った大臣を追及することに重きを置いていたので、非常に残念でした。


公職選挙法を考えるきっかけになれば良かったのですが…。



公職選挙法は法律なので、それを決めるのは勿論国会議員です。


そして現在の国会議員は、現在の公職選挙法の下国会議員になったので、基本的には現在の公職選挙法を変えたくないという方が大多数です。

そして、そこに歪みが生まれ、時代錯誤な法律になってしまっているのではないかと思います。

例えばネット選挙なども、ずっと解禁すべきだと言われ続けて、解禁されたのはつい最近です。

それまでネット上では、選挙告示日までは頻繁に記事などをアップしていたのに、告示日になると政策や思いなど何もアップできないという、逆転現象のような事態が起きていました。


また、選挙応援の御礼をしてはならないという決まりがあるので、選挙終了後によく「本来ならば御礼を言わねばなりませんが、公職選挙法の規定により、ありがとうございましたとは言えません」という前置きが必要だったりします。


皆、現行の法律はどこかおかしいな、と思いつつ、まあそれでも自分はその法律で当選したからそのままでいいか、になってはいないか危惧しています。


法律ではありませんが、他の都市では普通にある選挙広報が広島市でないのも、同じような理由ではないかと勘ぐったりします。


心ある市会議員が集まって、今度の選挙では選挙広報を出すよう、広島市に要望して頂くことを強く望みます。


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