近年グループホームという、普通の家で共同生活をすることにより、社会と関わりながら暮らす形の福祉施設が増えてきています。
知的障害や精神障害の方や痴呆などの高齢者の方は、病院や老人ホームなど、一般的な家とは違う環境での生活が一昔前では当たり前でしたが、選択肢が増え基本的には歓迎すべきことだと思っております。
しかし、施設の安全対策が万全でなかったため、火事などの災害が起こっているケースが何件かあります。
その対策はしっかりとしていかなければなりません。

ただ、現在広島市では災害対策のため1ユニット(定員9名)から2ユニット(定員18名)の形態を推奨していますが、2ユニットを受け入れることができる民家などそうそうありません。
また何故2ユニットならば安全であるかという根拠も分かりません。
民家での共同生活をして社会と関わりながら生活をするという、グループホームの利点を生かしながらの制度改善を望みます。