こんばんは、森野たかまさです(^^)/



新年三日目、皆さんいかがお過ごしですか?


元日の中国新聞では、新しい年の始まりにふさわしく新しい行政の枠組み、すなわちみんなの党が謳う「地域主権」について書かれてましたね。

この「地域主権」という言葉、保守派の中には「主権は国家にのみある」と、革新派の中には「国民に主権がある」とおっしゃられる方がおられますが、…まあ言っておられることはよく分かります(^_^;)

しかし、中身は今まで霞ヶ関が牛耳ってきた権限を地方に移管するということです。

つまり、地域がおのおの自覚を持って運営していく主体となるという意味なので、「地域主権」なのです。

私も以前は「地方分権」という言葉を多用していたように思いますが、それでは中央のおこぼれをもらうイメージもするので、「地域主権」で良いのではないかという思いに達しました。

もちろん、外交や防衛など国の根幹に関わることは国会議員や国務大臣のみがその任務にあたるべきなのは言うまでもありません。




それはともかく、今年こそ地域主権の本格始動の年にしていかなければなりませんね。

地方を自治能力が持てる人口にするためという大義名分で平成の大合併が行われましたが、肝心の地域分権はさっぱり進まず、ひも付き補助金の一括交付金化もまだまだ先行き不透明です。

さらに、民主党の言う日本を300ぐらいの自治体に分けるという形の案は非常に疑問です。

やはり道州制によって、単体でも海外と戦えるぐらいの経済規模にするのが一番だと思います。

何より、地方を今より小さい規模にしてしまうことは、国の意向に逆らうと簡単に踏みつけられてしまうという危うさがあります。 だから地域主権型道州制なのです。

私はそれを実現したくてみんなの党に入党しました。

この抜本的な改革は既存の政党にはできません。

道州制はとてつもなく大きな話ですが、これをしなければ地方はジリ貧です。

今こそ地方議会が声を上げ、道州制実現に向けて戦わなければなりません。

「そんな大きなことより、地域のためになることをやって欲しいのー」

というお言葉も頂戴します。

しかし、道州制とは地域の活性化を促す最大にして最後の手段だと私は考えます。

今の倒れそうな広島市の財政では、抜本的な改革をしない限り暮らしは良くならない。

これは、地域のための戦いなのです。


東国原前宮崎県知事が国政に出なければ地方に権限委譲できないと言われました。

その方法もあるでしょう。

橋下大阪府知事は、府と市を解体・再編し大阪都にすることで、関西に力を与えようとされています。

その方法もあるでしょう。

そんな大物と同列に自分を語るのは恐縮ですが、志は同じで、私は佐伯区の皆さんのお声を一番近くで聞きながら、新しい政治を共に創りあげたいという考えを持っています。




広島を道州制を基軸とした地域主権の時代の先駆けとすべく、共に戦いましょう!!!