息子と娘は、いわゆる「美人」「イケメン」の枠にハマるような顔立ちではない。


(遺伝がごめん、としか言いようがない)


でも、イタズラっぽい笑顔やふとした表情は、


親としてとってもかわいいな、かっこいいなと思うし、


性格だって元気で頑張り屋で、優しくて良い子たちだ。


この子たちに「抱っこ」「ぎゅー」「ナデナデ」「ちゅー」をされたりすること、


逆に、彼らにしていい、と彼らから許されていることは、


長い人生で見て、なんて幸せな時期なんだろうか、と思う。


きっととても短いこの時期を、


認識して、残しておくために、今日これを書く。


秋の長雨が続いた週明け、いっとき夏が戻ったような、薄青に晴れ渡る空と暑い朝に。




「真綿の檻」環奈編を読んで、衝撃を受けるお盆の日。



この母親の言動。


どこから見てたの?というぐらい、私にそっくりである。



完璧主義である自覚は多少ある。


すべきことをせずに甘えられると、叱責してしまう。


(お弁当出してって言ったよ? 片付けてからにして。 なんで遊んでるの、ちゃんと自分で探しなさい!など)


でも、よくよく顧みても、これがそれほど酷いこととは思い難い。


この母親の言動、責められるような対応なのだろうか…。



この「環奈」が息子や、娘であって欲しくない、


こう受け取って欲しくないと、切に願うばかり。



一方で、こう受け取られてしまう場合、


どう説明し、導けば良いのだろうか。とも思う。

遊びに行きたい子どもたちのためにいつも以上に休みをとって連れて行き、


旅行に行っては子どもを保護監督し、


夏休みの宿題を八つ当たりされながら促し、


お弁当込みで3食フルでごはんを作って学童に送り込み、


それで通常の仕事をして出張も行って成果出せって、


狂ってるの?あたま大丈夫?ってレベルで忙しくて、脳みそ焼き切れそうなんですが。



朝6:00に起きてから、子どもを学童に送って仕事場に座る10:00まで、


電車以外一度も座っていないって誰が信じてくれるんでしょうか。


ここから18:00までノンストップで働いて、


ダッシュで学童に迎えに行って、帰宅したら19:30、


そこから晩御飯作って寝かすまでまたノンストップ、


22:00にようやく全てが終わるんだけど、


ここから「お子さんいる人は多少早めに会社出てるんだから、


時間を工夫して作って、夜に仕事するなりしたらどうかな。」とか言われたら、


怒りというより絶望感で、ホントに焼き切れてしまいそうです。


はやく夏休み終わってくれ…。。。。

葉っぱの緑がピカピカに光ってて、


空が、少し白を混ぜたような水色。


八重桜がひらひらと風に舞って、


風がどおっと音を立てて、


わさわさに茂った木を揺らして通り過ぎていく。


私は半袖に、素足にスニーカーで、


子どもを幼稚園に見送る。


短くて、だいすきな季節。





お引越しが決まって、


明日は新居の鍵を受け取る日。



新居では、息子に一部屋あげることになった。


つまり、


子どもたち全員と一緒のお布団で眠れる、


この大好きな時間にカウントダウンがついたということ。



夜中の寝言や寝息も、


寝相で蹴飛ばされることも、


私の布団に侵食してきて、どかした時に感じる温かさも、


ぬくもりを求めて私の布団に潜り込んで来る笑顔も、


私の横を取り合っての二人の喧嘩も、


絵本をせがむ娘と息子の二人の頭も、


ゴロゴロバタバタと布団でじゃれあう、


束の間の寝る前のひと時も、


ぜんぶぜんぶまるい透明なケースに入れて保管して、


好きな時にいつまでも、何回も繰り返せたらいいのに。



三人だから、バランスが良くて、楽しかった。


娘と二人の部屋で、


この温かい多幸感をまた持てるだろうか。



あと数日、


どんなに仕事が忙しくても、


絶対にこの「一緒に眠れる時間」を逃さず、味わおう。


大好きだよ。と抱きしめて眠ろう。