我が家は祖父の代から ツツジを愛する家族だった 畑には多くの種類のツツジが植えられており
祖父がそれを見ながらキセルでキザミ(タバコ)をふかしていたのを思い出す
隠居部屋は季節に関係なく火鉢にヤカンがかけられていて 時々にがいお茶を飲んでいて
よく隆飲むか?といわれたが 頑なに断った
そういえば この時期 祖父も おじさんも ツツジの生花を生けていた
現在の生花より大きかった
上手なのか まあまあなのか小学生の僕にはわからないが
自然に咲くツツジよりすごいなと思っていたのは確かだ
現在はタブーのことだが 一年ほど前から枝ぶりを作っていたのを思い出す
森部家にとっては特別な花である