本日4月19日16:30より東京都議会第1会議室にて❗️実際に体験した生徒・保護者や学校現場の声を伺い、都議会議連で見直しを求めて参ります‼︎

◆都立高校入試に導入された ESAT-J:「英語スピーキングテスト」とは?

東京都教育委員会はベネッセ・コーポレーションと協定を結び、令和4年度から全公立中学3年生
を対象に「中学校英語スピーキングテスト」(ESAT-J)を11月に到達度テストとして実施し、その結果を都立高校入試の合否判定に「活用」してきました。

これには多くの問題点があることが教育研究者、教員、保護者、そして生徒たち自身から指摘され続けています。
ミスやトラブルがあっても合否判定に使われる
「イヤーマフをつけても他の人の声が聞こえた」というケースが 166件、前後半に分けて行われたため、「前半組の受験生の声が別室待機の後半組の人に聞こえた」というケースが92件、録音テストの際「他人の声が録音された」というケースが55件あった。


中学校現場の負担増
申し込み手続きや様々な事務処理は学校現場に丸投げ
東京教育連絡会による実施状況調査によれば、回答者の95%以上が負担に感じたと回答

令和4年度都議連・保護者・市民団体のSNS アンケート集計結果)

◆中学1,2年生に実施された英語スピーキングテストも問題だらけ

ベネッセ・コーポレーションがテスト実施2年で撤退した後、東京都教育委員会はブリティッシュカウンシルと協定を結び、令和5年度から全公立中学1,2年生を対象にスピーキングテスト(ESAT-J
Year・Year2)を実施しましたが、これにも多くの問題点があります。

(実際にテストを受けた生徒の声)

・先に始めた人や声の大きい人の解答が聞こえてしまう。直した方がよいと思う。

・考える時間が非常に少ない・スタートから遅れて話し始めると、他人の答えが聞こえてしまう

周りの人の声が結構聞こえて、頭がこんがらがってしまった・声デカい人の声がめちゃ聞えた。

・説明がよくわからないこともあった・周りの声が聞こえすぎて集中できない

周りの声が聞こえてしまうので、それを真似したり、考えていたことが頭から飛ぶのでよくない。

◆こんな杜撰なテストにみなさんの貴重な税金が使われています!

予算は今年度35億円、次年度 43億円へと拡大しています。

これだけの予算があれば全都の小中学校での35人学級が可能になります。
(「ゆとりある教育を求める全国の教育条件を調べる会」試算)

1年生の試験時間は9分間。

わずか9分間のテストに莫大なお金をかけるよりも、生徒の日頃の学習環境のために、1クラスの生徒数を減らしたり、英語科教員の数を増やしたりと、もっと有意義なことに、教育予算を使うべきです。
ぜひ、皆さんの声を都政に届けましょう!

主催:都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会
都立高校入試英語スピーキングテストに反対する保護者の会
共催(予定):英語スピーキングテストの入試活用中止のための議員連盟(英スピ議連)