民主主義を崩壊させる自滅の道を歩む都議会・怒号の予算特別委員会最終日
本日は予算特別委員会最終日、過去最高の16兆5,584億円の予算が可決しました。

しかし、予算特別委員会は、討論に先立ち、
野党議員の発言の取り消しを求める動議がかけられ、怒号の飛び交う、本当に酷いあり様でした。
都民ファ―スト、自民・公明は、共同して、共産や立憲民主の都議の発言を虚偽として、議事録からの発言の削除を求めました。

議員の発言の自由に、議会が介入する行為であり、都議会の理事会は非公開とされていますが、質問の検閲にあたる様な行為も問題であると考えます。

更に、その動議において、問責決議をされていないにも関わらず、福手都議と関口都議が、委員会室から除斥され、関口都議においては、強制的に委員会室から連れ出される事態は、言論の府である都議会において、とても異常な事態でした。

本日の動議の理由として、都民ファーストの菅原副委員長より説明があり
『関口都議は、3月13日の予算特別委員会における総括質疑で「答弁拒否」「答弁差別」及び「質問の排除」という文言を使用して、知事が答弁しないことを繰り返し一方的に主張した。
 答弁とは、試行期間側の考え方が示されるものであり、知事がすべての質問に直接答えなければならない性質のものではない。これは、地方自治法の解釈でも示されている。
 しかし、知事が直接答弁しない事のみをもって、答弁拒否と断じ、差別や排除という文言を使用して質疑することは、執行機関全体が答弁拒否を行っているような印象操作をしているに等しい。
 これらの文言の使い方は、一方的な発言と解釈に基づく不適切なもので、二元代表制の一翼を担う議決機関として、来年度予算を審議し、執行機関と真摯に議論を行う場である予算特別委員会において、東京都議会の信用を失落させるものであり、不穏当な発言として容認できるものではない』との事でしたが、

 立憲の関口都議の質疑では、第1回定例会において、知事に対して28名が136問の質疑を行い、知事は21名の与党議員には100%の答弁をした一方で、
都合の悪い、耳障りな質問には一切答弁をせず、
小池都知事の答弁拒否率は76%

ミライ会議の一般質問には、1問もお答えいただけず、
答弁拒否率は100%であり、
小池都知事の「答弁拒否」批判的な質問には答えない「答弁差別」及び「答弁の排除」は事実であり、
都民ファ―ストの会・自民・公明が一方的な動議によって、
『質疑に関するすべての発言の取り消しを求める』ことを是とするのは、
都議会の民主主義を破壊する行為であり、都議会の自滅であり、それこそが東京都議会の信用を失落させるものであると断固抗議します!

#都議会の自滅
#民主主義の破壊
#都知事の答弁拒否