1週間を振り返ってー
東京都議会では、一昨年超党派のWTで「手話言語条例」を策定し、現在「情報コミュニケーション条例」の策定に取り組む中で、

見えない世界 ダイアログ イン ザ ダーク

音のない世界 ダイアログ イン サイレント

を視察体験させて頂きました。

全く見えない世界、何も聞こえない世界を体験する事に対して、参加前は少し不安もありました。

まず初めに【ダイアログ イン ザ ダーク】へ。

聴覚障害者のアテンドスタッフの方に、白杖の使い方を教えて頂き、ワーキングチームのメンバー6名と真っ暗闇の世界へ。

今まで体験した事もない様な、目を開けているのか閉じているのかもわからないくらいの真っ暗闇。

冬季プログラム「LOVE IN THE DARK」と「LOVE IN SILENCE」 見えない世界・音のない世界で愛を探します。

アテンドさんの声を頼りに進んでいくと、社会の様々な場面が再現されていて、
点字が無い中で、電車に乗ることがいかに大変か、

見えない相手に、キャッチボールが届くことの嬉しさ。

何よりも、真っ暗闇の中で、声の暖かさ
【愛とは あなたがそこに居ること】
見えない世界ですが、互いを理解し合おうという気持ちで声を掛け合い、

見えないからこそ、その人の存在が暗闇に中に、
そこに居る命そのものが灯りの様に、
互いの存在を暖かく感じる機会を頂きました。

この体験は、障がいを理解するのみならず、

クラスや職場のチームビルディング、
こども達が体験することで、友だちをより深く理解し合える、
いじめや偏見の無い社会づくりにつながると感じる
とても素晴らしい時間を頂きました。

【ダイアログ イン サイレント】
音のない真っ白な世界で、声によらないコミュニケーションを楽しむ。

それは、とても豊かに表現力しあう世界
伝わった時の喜び、伝え合うことの楽しさを全身で感じました。

見えない、聞こえない事は、闇と静寂に閉ざされた
寂しい世界ではなく、

気持ちを伝えたい!互いを理解したい!と云う
思いやりに満ちた世界。

ともすれば、スマホでのチャットが主流かの様な現代において、

見えない世界・音のない世界で愛を探す旅を通じて社会全体に、
思いやりと互いを理解しあう、多様なコミュニケーションのあり方について、東京都から推進する様な【情報コミュニケーション条例】の制定を願っています。
WTの皆様ありがとうございました!