女性活躍と睡眠「よく寝る企業が勝つ!」勤務間インターバル導入とくらし方改革!

 GDPがドイツに抜かれ日本のGDPが世界第4位となったとのニュースが速報で流れました。
(それ以上に深刻なのは、IMFの統計で一人当たりGDPも34位に転落しています😢)
寝ないで働いているのに、生産性が上がらないのは、寝ないから⁉️との、先週の講演が思い出されたので、改めてシェアします。

先週2月8日は、【ライフ・ワーク・バランスEXPO東京】へ。
11時から16時過ぎまで情報コミュニケーション条例の視察、夕方は大田区女性ネットワーク、
夜は国際問題を考えるオフラインの会に参加。

東京はワークライフバランスではなく、生き方を大切にした【ライフワークバランス】を提唱し、
23年より「東京都くらし方会議」を開催しています。
『社員の幸せと、企業の成長戦路としての
ライフ・ワーク・バランス』をテーマに、
東京くらし方会議の委員も務め、株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長 小室淑恵さんより貴重講演を伺いました。

女性活躍と企業の成長について、意識が変わる!
もっと睡眠時間を取りたくなる❗️
多くの気付きを頂きありがとうございました!

講演メモより〉

◯ こんな疑問が社内に溢れていませんか?

・女性の役員を増やすなんて数合わせ?
・長時間労働

◯かつては「寝ずに働く企業」が勝ち
今は「よく寝る企業」が勝つのはなぜ?

人口ボーナス期と、人口オーナス期では、勝つルールが真逆になる❗️

➡︎ 経済発展しやすいルールの違い

・人口ボーナス期に経済発展しやすい働き方
なるべく男性が、長時間、同じ条件の人を揃える

・人口オーナス期の働き方
仕事の質が変わった

集中力や倫理観

◯実は睡眠がすごく重要‼️

世界の睡眠時間の平均は7時間
日本は6時間
その1時間の差が、実はとても大きい

睡眠の質の低下は80.8%の研究において、攻撃性が増す。

中高年の6時間以下の睡眠の人の認知症リスクは3倍‼︎

人間は睡眠現象で他者の気持ちに鈍感になる。

慶應大学 山本教授

平均睡眠時間と国民1人あたりGDPが相関

あと1時間長く寝る社会に‼️


◯ 勤務間インターバル制度とは?
・月間管理ではなく、1日あたりの勤務と勤務のインターバルを11時間取る事が、生産性を高める秘訣❗️

最も従業員の満足度を高め、離職率を下げたのは
勤務時間インターバル制度の導入


睡眠が不足するほど うつ病の割合を高め
主観的幸福度を低下させる。

【勤務間インターバル宣言‼️】

◯企業に使えない時間帯を設定する事で、
男女の賃金格差縮小・デジタル化・ベースアップが進む!

日本は、時間外労働を1.25倍(海外は1.75倍)安く使えてしまう為、デジタル化が進まない。

時間は身近くても、時間内で生産性が評価されるので、男女の賃金格差が埋まり、
個人も企業もデジタル投資が進む。
残業代が減る


ドイツの労働時間と賃金】

労働時間を削減するほどに、



日本のジェンダーギャップは125位
一方で、女性の教育と健康では世界トップ❗️
投資した資源を回収しなければ負けますよ!

長時間
➡︎ 制限時間内の点数で競うのがフェア
時間外にさか良い運転集中力で入れた点数に高い割増賃金を支払うことこそ利益率を下げる。だから評価は下がります。

管理職
残業代がつかなくなって、家庭が崩壊する職業
という、目の前にいる管理職が魅力的ではない!
女性も若手もなりたがる管理職像に!
働き方改革は、管理職から❗️

リスキリング!管理職側にも新しい学びが必要


産後の妻の死因1位は自殺
原因の産後うつ ピークは2週間から1ヶ月半

①まとまった7時間睡眠
②朝日を浴びて散歩

➡︎ だから、男性の育業(育休)が重要‼️

取得率100%と言ってても、2日じゃダメ

上司や同僚の働き方が変わらなければ、
本人だけ休む事では、取得率は上がらない。

【男性育休100%宣言】企業側が、

1000  46%、平均46日

育児休業中の休暇は、来年の法改正で
“給与100%”


男性育休推進研修
➡︎ 父親学級と管理職研修に自社の従業員が何人でも参加可能。

多様な人材がイノベーションを産む!

在宅勤務が増えてもスムーズに仕事ができる!
朝夜メールで成果につながる時間配分が確認

仕事の生産性を上げる!チームで仕事を回し合える仕組みづくり
➡︎ 職場にいても、在宅でも、見えるかできる。

リモート勤務を認める柔軟な働き方を継続した企業は
出社に戻した企業より業績が4倍❗️

残業しないが当たり前の企業】
株式会社サカタ製作所  出生率4.5倍

毎日定時に帰ってきてくれる。一緒に子育てできる環境

ベアレン醸造所 働き方改革で出生率4倍

勤務間インターバルで ストレス値が2倍!

「新しい休み」
年間20日の有給+ 年間36日分の有給を15分

残業上限が他国の2倍❗️残業代割増賃金


フランスでは、週36時間勤務していれば、
もう正社員!と方で義務付けた。

フランスのロビアン法
オブリ法


◯ なぜ女性活躍が必要なのか

社会の公平性、イクオリティを高めて
企業の生産性 持続可能性を高める為に女性活躍が不可欠。