【2023英語スピーキングテスト議連総会・都民集会】
2年目の実施が11月26日と迫る中、オンラインも含めて80名の参加のもと、議員総会と都民集会が開催されました。



神奈川大学 久保野雅史先生より、改めて、英語スピーキングESAT-Jの何が問題なのかー

「入試改革を考える会」大内裕和代表より、
公開質問状に真摯に向き合わない、東京都教育長と東京都教育委員会に対して、回答を求める「要望書」が、英語スピーキング議連の風間ゆたか会長に手渡されました。



私は、国際都市を標榜する東京都として、子ども達の英語力、話す力を育む教育の充実には
【大賛成です‼️】

しかし、ESAT-J不受験者には、【筆記テストが同じ点数の“他の生徒の平均点が付与される”】と云う

入試試験で、他人の点数によって、合否が変わってしまう、全く整合性のない、都立高校入試を歪めてしまうものだから、
私は英語スピーキングテストの入試への活用に反対しています。

たった1日のタブレット端末に向かって話す(それだけじゃなく、昨年度の問題山積の中で、その問題を指摘する保護者と議会に真っ向から回答もないまま、
初年度5億円、今年度は35億円の予算が投じられます。
学校現場の教員不足は本当に深刻です。

都内で4月に、担任不在で、多忙を極める副校長先生が担任を持っている学校や、兼任でなんとか回している学校もある中で、教員の拡充にこそ、その予算を使うべきです。
子ども達が授業で、もっと生きた英語を話す機会にこそ、充実を図るべきだと考えます。



【公教育の民間への切り売り 誰のための教育行政かー】
企業の為ではなく、子ども達、教育現場で本当に生きる予算とする議員には責務があります。

多くの問題を指摘されたベネッセは、途中で匙を投げたにも関わらず、
今年も11月26日に、同じテストが行われようとしています。

11月6日には、問題点を訴えている大学教授が記者会見を行い


ベネッセが撤退しても、ESAT-Jの構造的な問題は変わっていません。

今年度のテストは、11月26日に実施されてしまいますが、
入試への活用については、絶対に認めてはならない❗️都議会でも超党派で訴えて参ります。






改めて、【英語スピーキングテストの問題点】
6月26日、8月1日に、東京都教育委員会に対して公開質問状を出しているが、回答はまだ出てきていない。

ベネッセから、ブリティッシュ・カウンシルへ事業者が変わったが、

昨年度の試験で、前半組と後半組の平均点は、60.77と、全く同じだと公表したが、
その内実を全く公開していない。

採点ミスの8名を、どの様に見つけたのか、そして、どの様にテストのやり直しが行われたのか。
点数を返却した後で、なぜ録音されていなかった事実が発見されたのか。

全部の見直しが行われた後に、返却するのが当たり前ではないのか。

8万人に対して、本当に8名だけだったのか。どうして8名だけだったと言えるのか。

入試の選抜に際して、ESATJの不受験者は、各高校ごとに、何名いたのか。
【東京都が「最善だ」】とする、その根拠が示されていない。

都立日比谷高校など、トップ校程、私立国立中学校からの受験者もいる為、

ESAT-J不受験者には、【筆記テストが同じ点数の“他の生徒の平均点が付与される”】と云う

入試試験で、他人の点数によって、合否が変わってしまう、
全く整合性のない、都立高校入試を歪めてしまうもの
だから、私は英語スピーキングテストの入試への活用に反対しています。

「逆転現象が、実際に起きたのか、起きていないのか、そもそも、把握をしているのか。」

改善すると言うならば、なぜ起こったのか、

また、情報開示で得られた、当日の録音された音声記録は、(子ども達が一斉に話すため、どれが自分の音声か聞き取れない程酷いレベル)

合否がひっくり返るような 記者会見場が凍り付くような、単語も部分的なもののみ。

他人の音声が入っている事を、事実上認めている。

7月3日の大事件、そもそも、
元々の音声を流すと、他人の音声も入っているので、その人の個人情報の流出に繋がる???

他人の声が混ざっている音声を、本当に正しく採点が出来るのか。

元々の音声を返してもらえなかったら、確かめる事が出来ない。これで果たしてアチーブメントテストと云えるのか。

元のデータを開示されなければ、公平性、公正性が、担保されない。
これは、アチーブメントテストであり、学習成果と、課題をみて、学習改善に生かす為のものであり、音声開示は必須である。

元々の音声を返してもらえなければ、入試としておかしい。
「開示請求に応じる」と与党も認めた。(内山議員が言ってしまったから)


中学校3年生自身も、他の人の音声が聞こえて煩かった事との声が数々寄せられている。

〇これだけ問題になった事で、全国波及への難しさ
〇企業イメージの低下
〇開示請求を含めたコスト
〇東京都教育委員会の酷さ
〇日比谷高校の入試において、一昨年までは、都内中学校以外の受験者が公表されていたが、
不受験者、国立・私立の受験者が、突如公開されなくなったのは、隠ぺい工作ではないのか。

〇「実施日は、原則として1日とし、同時時間帯に一斉に実施します」とあるのは、昨年度実施で問題が起きた事を認めている様なもの、にもかかわらず、
今年は、そのまま実施すると云うのは、今年度実施は問題があるまま実施される事を許してはならない。
⇨ 原則として、という文言 例外を認めている事は問題。
⇨ 前半後半に分ける と云うのは、本来テストではありえない。最低でも、同一時間に行うべき。

住民訴訟、行政訴訟としては認めないと、却下したい構え。
2023年10月13日に「弁論準備手続き」期日となり、口頭弁論が近づいている。
「小池百合子都知事を被告」都知事の責任は免れない。
+公金支出額の決定に関与した森川・予算担当課長

10,ブリティッシュ・カウンシルと東京都教育委員会との協定終結について
「7月中に協定締結」との報道があったが、8月21日の時点でまだ協定が締結されていない。

ESATJを踏襲するならば、どんなに優れた事業者であっても、4点刻みであったり、不受験者の対応など、問題点がクリアになっていない。

学校便覧に、入学者の学校便覧で、確かめられるか。
日比谷高校と、西高校について、入学者の内訳が明らかになっていないのは、

音声データについて、保護者が開示請求して得た音声が酷すぎる。

誰が何を話しているのか、周囲の声が混じって聞き取ることが出来ない。

⇨ 個人情報と云いながら、他人の声も入っているので、他人の声が個人情報と云いながら、他人の声も誰の声か、特定できない様な、音声データ。

教育委員会は、「他の人の声は分からないものとして加工して提示している」

議会の中の、委員会のみで聞いて頂きたいが、
決算委員会で音声データの公開を求めたが、理事会の出席者は、理事会の内容を公開する事は出来ない。

去年の秋以降、東京都がかなりESATJについての報道を抑えている。閉鎖的な記者クラブ


7月末不合格になった人の提供音声データ、176人、169名に提供、他7名は準備ができ次第。

Q,生の音声データをなぜ公表できないのか?

希望するすべての生徒を対象に、テストの結果を
申請者は、データよりマイページからダウンロードする。

アチーブメントテストとしての効果を検証するためにも、入試と絡めた事が、こんなに問題を難しくしてしまっている。
入試に絡めずに、本来あるべき、子ども達の話す力を伸ばすための、達成度調査とすべき。

国立・私立、出身者の隠ぺい⇨ 東京都としては把握をしていない
学校便覧 ⇨ 学校が勝手に作っている?

不受験者の扱いを「東京都が把握していない」は、虚偽で隠ぺい。怠慢である。

ブリティッシュ・カウンシル
変な事は逆に出来ない。公明公正な組織、世界に展開している。
オープンにやらねばならない。
中学校英語は、アメリカ英語を基本としているが、ブリティッシュ・カウンシルのクイーンズ・イングリッシュ

同一時間での実施には、同一時間での実施になれば、会場の確保も、テスト監督の確保も、倍の手間がかかる。

西東京市の教育長と、大田区の教育長が、選考委員会に入っていた。