【“対話する大田区政をつくりたい‼️”LIn-Net『政治は変わる!地域からコモンをつくる』】

10月25日ローカルイニシアチブ・ネットワーク『政治は変わる!地域からコモンをつくる』をテーマにLIn-Netのフォーラムが開催され、
大田区からも「地域自治を考える会」の菅野さん、もり愛の区長選でも1人街宣をして頂いた可児さんも参加され、私も申し込みをしておりましたが、決算質疑で都庁にいた為、オンラインで参加させて頂きました。

地域主権、ミニシュバリズム
自治体からの新しい政治のうねり
希望と可能性、

会場400名、オンライン350名の申し込み。
海外からの参加者も居たとの事でしたが、会場参加された方からは、若者の参加が少なかったとの課題も伺いました。(若者はオンライン参加が多かったのかもしれません💦)

第一部は、杉並でのミニシュバリズムのうねり
第2部は、地域の事例から
第3部は、保坂区長、岸本区長、若い女性の政治参加を訴えた50sプロジェクトの能條桃子さんを交えたパネルディスカッション
➡︎大田区でも1人街宣に取り組んでいただいた方もいましたが、そのうねりを、大田区で作れなかった事に自口たる思い、
今後の課題について、より多くの区民の方に参加して頂くための、いかに対話の裾野を広げていくことができるかの課題を、これからの大田区での取り組みに繋げたいです。





以下、参加メモ】
ゼロカーボン社会、公共財産、区の職員は、コストでは無く、区民の財産。
“みんなでつくる、みんなのまち 杉並新時代”

生きづらさを、言葉にする 女性区長を❗️
女性たちは、次々と、区内18駅に立ち、1人街宣の輪が広がった。
保育園の民営化、児童館の統廃合、道路の拡張

民主主義ってなんだろう?
私たちのまちを、私たちでつくる‼︎

区民の力が集まった結果、187票の僅差で、奇跡の勝利により、杉並では岸本聡子区長が誕生した。

自治を育てる杉並のエンパワメント
投票に行ったら、区長が変わる
政治が変わる そして 投票率が上がる

斉藤幸平さん〉
コモンとは何かー

行きすぎた資本主義を放置しておく事は
価値 価格が付きにくいものを、破壊してしまう

行き詰まった日本の資本主義が、
食、水道、働いている方々の雇用
公園、図書館、公共交通機関がどんどん減らされていく

再開発ー神宮外苑再開発も最たる例

一部の企業、政治家の意思決定によって、独占的に決めさせてはならないもの

単に、所有者、
そこで暮らしている植物、生物、
利害関係者として、意思決定に幅広い人々が関わっていく。

水道、鉄道、電力も、地域分散型で、
市民が関わって、身近なところから、自分たちの生活を、関わっていく事で、
自治の立て直し、民主主義の再構築を行なっていく事
【コモンズ】新しい社会を作っていく為の、とりくみ。

まちづくりの事例から

◯ 見守り、助け合いワーカーズ
個人を縦割りにせず、地域全体で支え合う
豊かな地域づくり

◯ 公契約 児玉さん
都内で13自治体で制定されているが、
もり愛は、区長選挙でも、公契約条例の制定を公約にしていました。
大田区議会議員時代から、制定を求めているが、
大田区では制定されていません。

区民の理解を深める為に、世田谷区では、
市民を巻き込んだ「公契約懇談会」とシンポジウムを設置。

◯ 多摩循環型エネルギー協会 桃井さん
自分たちの手で、自分たちのお金で、身の回りに電力を持ってくる。
13基で、2億円規模の、エネルギーを動かしている。
今のままのエネルギーを消費していれば、
地球2.7個が必要となる。


引きこもりの問題も、ダンピングも、原発問題も

行きすぎた競争社会、

市民がお金を出し合って

うまく市場が使えない

市民


共通する課題をどうやって解決していくのか

問題意識を、共通化していく


子育て、介護は、アンペイドワークとして
ずっと家庭の中で女性がやるものとされていた。

常設のみんなの居場所を作りたいと「みんなの縁側」

見過ごされている子ども、障がい者、

生活クラブ、労働組合、NPO

市民社会の中のグループや力、


自分たちの手で、自分たちの暮らしを守っていく力

ACT 会員が7000人を超えていたのが、
今は5000人を切ってきている。

手弁当でやるのが当たり前だと、思ってやってきたが、
想いだけでは、なかなか出来ない。

「そもそも、公契約条例なるものは、国がやるべき事で、自治体がやるべきものではない」
と、提案前に、出されてしまったが、

1年をかけて、事業者や保守政党も納得できるものになった。
⇒ 市民組織の高齢化と、活動の持続可能性

◯ 市民活動は、楽しくなければ続かない
市民でのちょい飲み、
学生とのスペイン訪問しながら、エネルギー問題を語り合う

◯ 建設業に、若い人が中々入ってこない、継承の難しさ。地域の課題に向き合う事で、雇用や事業も生まれる。課題を共有する事

◯ 知ってもらうことの大切さ。

制度を作っても、こぼれ落ちる人が出る。
運用の問題。
行政や自治体へのメッセージ

必要なのは、ディベートではない

ダイヤログ

私たちは、場所が欲しい。
空き家と、必要とする人をつなぐ取り組みが欲しい


第3部〉
RINネットの意義

保坂区長〉東京の西側に、国政与党ではない

小平、立川

立川市長選挙でも、自公の選挙協力がどうかって話題、維新の台頭と立憲がどうかって話題

そうではない、地域

国を待っているのではなく、自治体から変えてしまおう❗️
政策をしっかりと共通化させて

こうすれば、社会はもっと住み良いよね!

と云う仲間がもっと増えていけば良い。

バルセロナ、ナポリ、グルノーブル


新自由主義にNO‼️

どんどん民営化してきた行き過ぎた資本主義政治へのNO‼️


今年の4月の統一地方選挙の意義はとても大きかったのではないか
ジェンダー、環境、気候危機

桃子さん〉

50sプロジェクト

2021年、東京五輪組織大会 森嘉郎氏の女性蔑視発言への署名運動から

全国3万人の地方議員の中で、20代30代の女性は1%以下
5、60代の男性が大多数

意思を持った方
4つの課題〉
・選択的夫婦別姓
・緊急避妊薬
・トランスジェンダー差別
・クォーター制に賛同すること

保守という問題を、ずっと考えてきた。

長年の歴史の風説に耐えてきた叡智に基づきながら、前進的な改革、それが保守の考え方

だからこそ、保守というのは常にリベラルではなくてはならない。

それは、自分自身をも、疑って追求している姿勢が保守だから。

1番保守をわかっていないのは安倍政治

神宮外苑
対話と情報を!

公共空間の利用に関して、
「まだ決まっていないから、計画の詳細を発表できない」といい、

「もう決まったことだから、計画の変更はできない」という。
その間をいかに埋めるか。

多様な、特に若手やマイノリティも関わって

議会、住民の代表、町会商店街の代表だけになってしまう。


保坂さん〉
当選して初めて、95%は、そのままで良い
8年経つと、ほとんど変わる

作り込まない公園づくり

上位下だつのまちづくりではなく、

市民参加で公園をつくる


◯ 自治体と若者
自治体の役割が見えない。学生時代は、関わりがある。
高校生まではあっても、卒業したら、どこに住んでいても同じ。

50sプロジェクト 自治体の政治に意味があるよね
と、少しづつ近づけるヒント

第1部 選挙を通じた民主主義

第2部 コモン コモンズ

意見の違う人々が出会い、対話を通じて深める

熟議の民主主義とコモンズ


選挙と、選挙の間の自治、市民が参加する新しい社会

競争や成長の先にある、成熟社会

どのように、参加や参画の仕組みを作っていくか。

ヨーロッパで過ごした最大のテーマ
ミニシュバリズム

参加型民主主義、熟議民主主義

参加型予算 も仕組みの一つ


台湾のデジタル民主主義、新しい参加の仕組み


今まで関わっていない人たち みんな生きづらさを抱えている それと政治をつなげて行った時、多様なチャンネルを作っていく。

税金を使うことに対して、透明性を高めていく

議会以上に、高めていく

ミニパブリックス 無作為抽出の人たちに、
参加していただく。

学んで、熟議をして、訓練して、決めていく


保坂さん〉活動の場がないと云う声
「空き家研究会」建築の専門家と、行政で

200万円の立ち上げ支援で、子どもの居場所
介護で疲れた人がつながる場所、公民館

「おでかけ広場」空き家を活用した居場所
区内に60箇所以上

観客から、プレイヤーへ。

山形県置賜地方のバイオマス発電所

自治体離れていても、電力で繋がろう

地方自治体の再エネと繋がって、ゼロエミッション100%のエリアをつくる。

無かったものを、新しく作れるのが、自治体運営の面白さ。


中島さん〉ケア 人間だけでなく、地球へのケア
ケアワークの課題。この人達がいないと、社会が回らない けれども、低賃金で女性の多い職場
そして、地球環境問題と繋がっている。

岸本さん「ケアする人をケアする」


桃子さん〉50sプロジェクトは、これからも若い政治家を応援していく。ジェンダー平等をゼロから学ぶ、ゼミを開催すると、問題意識を持っている若い人も多い。
ケア 女性の問題と言われるけれど、ケアをしてこなかった男性の問題でもある。
連携できる部分を探していく。これからの政治家を市民が育てていく、ムーブメント。
どうやったら政策ができるのか、選挙だけで終わらせない。

岸本さん〉4つの具体的な政策に合意する
と云う強さ。
ケアを社会の真ん中に位置付ける。
社会の主体と、幅広な お互いを強化していく様な関係に。

ゼロカーボン社会というのは、ケア
ものすごくラディカルな問題、今までの化石燃料に依存した社会から、根本的に変えていく。

ケアワークというのは、CO2を出さない。
ケアが中心の社会、ウエルビーイングを社会の中心にする。

保坂さん〉埼玉県の留守番禁止条例、ゴミ捨ても、登下校もダメ。
本会議にかければ成立してしまう 
止まっただけじゃダメ。

小中学生と90分話し合った。そういう事を自治体に義務付ける。
時代の変化に疎いメディアも多い中で、現場から政治を変えていく事。