神宮外苑の樹木を守る。#Relay〜杜の詩サザンからもメッセージ

イコモス本部は、神宮外苑にヘリテージアラートが発出されました❗️世界の目が、神宮外苑に向いています‼︎



9月5日、新宿区役所前で、明治神宮外苑の樹木伐採を許可しないよう、新宿区長に求めるスタンディングアクションが行われ、サザンオールスターズの新曲『Relay〜杜の詩』の合唱があったとの事。
「麗しいオアシスがアスファルト・ジャングルに変わっちゃうの?」「未来の都市が空を塞いで良いの?」の歌詞が胸に迫ります。



今週は、都議会の来年度予算要望ヒアリングと第3回定例会の準備でスタンディングアクションには間に合いませんでしたが、

先週8/27は、【チップコー命の木フェスティバル】へ。
神宮外苑の樹木の100年の歴史に想いを馳せて、多くの方が、思い思いの表現で、樹木を守る想いが伝えられました。



【無理な希望を抱く事が大切】

この銀杏の木は100年前からある。大正天皇から市民まで、11万人のボランティアが、この神宮外苑を作り上げた。

明治天皇を偲ぶ場所として、明治神宮奉賛会のご家族の方も参加されていました。

東京大震災にも耐えて、100万人以上の方が東京大空襲で亡くなったが、この木は戦禍も耐えてきた。

麻布十番には、樹齢1000年の銀杏の木も、今も成長を続けている。
この木々が与えてくれた喜びを共に分かち合う。



【チップコ 命の木フェスティバル】

50年ほど前、ヒマラヤ山脈が貧困に悩み企業の力で乱開発が起ころうとした時、
女性達は木々を取り囲んで、非暴力の森林保護運動で、伐採されようとしていたヒマラヤの森を守ることに成功したとの事です。

チップコ 木を抱く という意味



こども達が中心となって、アラバマでは、本来勝つはずのない企業に打ち勝つことが出来た。

どう考えても勝ち目のない戦いも、無理な希望を抱く事で、現状は変えることが出来る。

チップコ 女性が木を助けたか 
木が女性を助けたか。
木が失われれば、従来の生活そのものが失われてしまう。

この木々は、私たちを守ってくれている。
一本の木が大事でなければ、一人ひとりの私たちの声も大事ではない

請願書への署名のお願い。

この木々が撤去されないように、運動しているが、
撤去されてしまえば、それは犯罪に近い

こども達に、木を守るために行動を起こしたということを、伝えたい。

静かに、一本の木と対話をする。

無くなってもおかしくない木の記憶を、胸に焼き付ける。
巨大企業に叶うはずはない無理な希望を抱き続けて
信じる力。

ウィリアムグリードさん
書道家



『おおきな木』絵本の読み聞かせ

国民の命を守っている木々
緑のベルトを守る

伐採されてしまう18本の銀杏がある
この道は区道

秩父宮ラグビー場、神宮球場
スポーツクラスターの為と言いながら、
ビル風、応援の声援 会員制のテニスクラブなど、広く都民に開かれたスポーツ拠点とはならない計画です。

歴史的な建造物
記録と記憶と文化、思い出を全て壊してしまう。

これだけの暑さの中で、木々の木陰が、私たちにどれほどの癒しをもたらしているか
(神宮外苑のヒートアイランドの効果は、最大マイナス18度との試算もあります)
酷暑を加速させるような、都市の緑を破壊する事は、私たちの未来を奪う自殺行為です。

知らないうちに、基準を変えて、ルールに則っているとする。
明治神宮の経営が厳しいから、開発が必要だと云う詭弁

日本イコモス案では、もっと樹木を残す計画変更の案も提案をされています。

そもそも、公園まちづくり制度で規制が緩和されなければ、風致地区である神宮外苑に高層ビルが建てられなかった事は事実であり、
「民有地の開発だから都の権限ではない」というのは誤りです。

次の世代に、これ以上東京をコンクリートジャングルにしたくない。
多くの作家、著名人も声をあげています。

無理な希望を持って決して諦めない想いと行動が、未来を守ると信じています。
都議会からも連帯して、声をあげて参ります。

坂本龍一さんからバトンを受け取り、想いをリレーするかサザンの新曲